校長日記

10月31日(金)本日の授業風景(2)

公開日
2025/10/31
更新日
2025/10/31

校長日記

 9年3組・国語の授業の様子です。


 古文『おくのほそ道』(松尾芭蕉)の学習で「平泉」の段を取り上げています。三代にわたって栄えた奥州藤原氏も、約500年後に芭蕉が訪れたときは跡形もなく、芭蕉はその光景を【夏草や兵どもが夢の跡】という句に残しました。


 一方、往時の栄華を唯一しのばせる中尊寺・金色堂には【五月雨の降り残してや光堂】と詠みました。先生からは、この句の解釈を考えてChromebookのワークシートに打ち込むよう指示が出ました。


 そのワークシートはDSTP(誰1人生徒を取り残さないプロジェクト)の視点に立ち、①ノーヒント ②資料等のヒント付き ③穴埋め式 の3つにレベル分けしてあります。生徒の皆さんは自分のレベルにあったシートを選び、まずは自力解決、その後で同じシートを選んだ人どうしで集団解決を図っていました。

                                         校長 武田幸雄