1月13日(水)本日の授業風景(3)
8年2組・社会(歴史)の授業の様子です。
『化政文化』の学習です。19世紀初めの文化・文政期を中心に展開された文化が、その一文字ずつをとって「化政文化」と呼ばれます。その主な担い手となったのは、江戸の庶民たちです。 本日は、まず日本古来の精神に学ぼうとする学問「国学」から、有名な本居宣長の『古事記伝』を取り上げました。日本最古の歴史書とされる『古事記』の注釈本ですが、先生がその『古事記』について解説されていました。 イザナギノミコトが黄泉(よみ)の国から逃げる際、追っ手に桃の実を投げつけて難を逃れます。そこから桃は神様(神聖な果物)とされるようになり、後世の「桃太郎」説話にも生かされているとのことでしたね。 では、私から素朴な疑問を一つ。なぜ、桃太郎の生まれた桃は、木に実っていたのではなく川を流れてきたのでしょう。実は、その背景にも「川の上流には神聖な地がある」とする古い日本人の精神文化があるのだそうです。 校長 武田幸雄 |
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