サクラ舞い散る季節昨日、まだ残っていたサクラ(上の写真)も、今日は新緑が目立つようになりました(下の写真)。 この時期は年度が替わり、学校現場もサクラのように日々、めまぐるしく変わっていきます。 本日付で退職される先生、異動される先生。 そして、学年が変わり、荷物をまとめる先生。 また、新学期に備えて、新たな学級編成を行っている学年もあります。 明日になれば、新しい6年生と1年生が誕生し、教員も新しいメンバーで動き始めます。 1年間、ありがとうございました。 そして、今後とも宜しくお願いいたします。 サクラが満開になりました
アプローチのサクラも、今日の暖かさで満開になりました。
入学式までは、もたないですね。 この土日が一番、きれいだと思います。 近隣にお越しの際は、ご覧ください。 今年度も間もなく終わります。 ご協力、ありがとうございました。 卒業式「校長式辞」
今日、無事に卒業式を終えることができました。
子どもたちは本当に立派で、最高にステキな卒業式でした。 校長式辞は、大型モニターを使ってプレゼンテーションをしながら、図工・理科・算数の授業をしました。 以下は、基になった原稿です。 ただ、原稿を読んだわけではないので、この通りではありませんが、概ね、話の展開はこの通りです。 -------------------------------------------------------------------------- 九十六名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 本来であれば、多数のご来賓の皆様をお招きし、第一四三回卒業式を挙行いたしますところ、かような卒業式となりましたことを残念に思います。 しかし、新たな生活スタイルの始まりと前向きにとらえ、今日は校長先生が最後の授業をいたします。 さて、皆さんはこの色は何色だと思いますか? 右は「黒」、左は「白」に見える人は手を挙げてください。 そうですね。確かに右は「黒」、左は「白」に見えるかと思います。 では、これはどうでしょうか? 左の色は、やはり「白」ですか? 右の色と比べて「白」とは言えないと思う人は手を挙げてください。 「白」ではないと思った人は白っぽいグレーと呼ぶのかもしれません。 つまり、初めは「白」だと思った色も、他の条件が付くと違った色に見えるし、実際、「白」と言っても様々な「白」があるのです。「白」はひとつではありません。 では、この質問はどうでしょう。 校長先生は男性である。○か×で答えてください。 ○…先生は男性だと思う人 ×…先生は女性だと思う人 そうです。校長先生は生物学的に言えば「男性」です。 みなさんは生まれてくるときに、父親と母親から、それぞれ違う遺伝子をもらってきます。 染色体という言葉を聞いたことがあるかもしれません。 男性はX染色体とY染色体という2種類の染色体を持っています。一方、女性はX染色体をふたつ持っています。 赤ちゃんは父親からX染色体を、母親からX染色体をもらうと、その赤ちゃんはX染色体を2つもっているので、女の子として生まれてきます。 また、父親からY染色体を、母親からX染色体をもらうと、その赤ちゃんは、男性として生まれてくるのです。 と、今までは考えられてきました。 ところが、科学が発達して、実はX染色体をふたつ、Y染色体をひとつ持っている赤ちゃんや、Y染色体の中にX染色体の遺伝子が混じっている赤ちゃんなど、多種多様な組合せがあることが分かってきました。 LGBTとか性同一性障害といった言葉を聞いたことがあるはずです。 つまり、人の性別は必ずしも男性・女性の2種類だけではなく、女性の要素を持った男性と、男性の要素を持った女性など、様々な性別があると分かってきたのです。LGBTや性同一性障害は、むしろ生物学では当たり前のことだと言えます。 ところで、算数では「1+1が2」であることはまちがいありません。1っぽい2とか、2っぽい1とか、あるはずがないのです。 では、この式を見てください。 1÷3=0.33333 ですね。割り切れないので3が無限に続きます。 分数で表すと 1÷3=1/3 です。 さて、1/3を3倍するといくつでしょう。答えは 1/3×3=1 です。 おなじように0.33333を3倍すると、0.99999 となって、9が無限に続きます。 ふたつの式から 1=0.99999・・・となります。 どうですか。0.9999と9が無限に続いたとしたら、それは本当に「1」になるのでしょうか。ならないですね。 今まで算数では、曖昧な答えはないと考えていたはずです。しかし、必ずしもそうでないことが分かったはずです。 種明かしをすると、数学の世界では1=0.99999・・・なのです。そうしないと、式が成り立たないからです。でも、感覚的には不思議な話ですね。 では、今日の学習を振り返ります。 世の中の様々なことは、実は白や黒、○や×のように、はっきりと答えが決まっていないことが多く、今まで正解だと思い込んでいたことが、必ずしも正しくないこともあるのです。 ですから、皆さんが成長していく中で、「自分はもうダメだ」と簡単に決めないでください。見方や考え方を変えれば、チャンスは、まだまだたくさんあるはずなのです。 また、「この人とは相性が悪い」と簡単に遠ざけないでください。実は大切な友人になる人なのかもしれません。見方を変えれば、あなたの気付かなかった、その人の良さが見えてくるはずです。 このように、どうか柔らかい心を持ち続けて、すてきな大人になってください。 保護者の皆様、本日は、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。 卒業された後も、子どもたちも保護者の皆様も、板橋第一小学校の家族です。困ったことがあったときや、嬉しいことがあったときは、いつでもご来校ください。お待ちしております。 ご卒業おめでとうございます。 令和三年三月二十五日 東京都板橋区立板橋第一小学校 校長 湯 澤 斉 之 いよいよ卒業式〜デジタルの中のアナログ〜この日に備えて5年生が入場曲の「威風堂々」を録音してくれました。 クラスごとに録音したものをコンピュータを使って一つの曲にしました。 上の写真は「威風堂々」の波形です。 デジタルデータですが、この波形の中に5年生の「想い」がつまっています。 明日の卒業式は5年生の想いにのせて6年生が入場します。 校庭のサクラも満開となりました。 明日は式後に、サクラの前で集合写真を撮ります。 画像データの中に6年間の思い出が記録されます。 6年生、たくさんの思い出をありがとうございました。 そして、5年生。 最高学年として6年生の想いをつないでいってください。 みんな、ありがとう。 みんな、大好きです。 3月23日の献立
・赤飯、牛乳、おひょうの照り焼き、磯香和え、すまし汁、果物リザーブ
今日は、給食最終日です。卒業する6年生のお祝い給食で、赤飯を炊きました。照り焼きも本当は真鯛にしたかったのですが、真鯛ではあっさりしているので、おいしくないと魚屋さんに言われ、おすすめのおひょうにしました。おいしい魚を食べ、果物もリクエスト出来、子どもたちは満足気でした。 新年度の給食は、8日からです。楽しみにしてください。 校庭の桜
左の写真は校庭の池のところにある古木(桜)です。
東京でも満開の知らせが届いていますが、「もう少し」というところですね。 おそらく25日の卒業式に満開のタイミングを合わせてくれているのでしょう。 右の写真はアプローチの桜です。 かわいらしい花が少し咲き始めました。 8年前の落成式の時は、まだ小さな枝振りでしたが、ずいぶんと大きくなりました。 池のところにある桜はかなり古く、台風で大きな枝が裂けてしまうほど樹齢の終わりが近づいています。 板橋第一小学校の校章は「イチョウ」ではなく「サクラ」です。そのシンボルツリーが世代交代を迎えているのはさみしいですね。 さて、明後日は修了式、その次の日は卒業式です。 満開の桜の下で見送りたいものです。 3月22日の献立
・変わり親子丼、牛乳、さいころサラダ
変わり親子丼は、鶏肉の他に高野豆腐を入れたたまご丼で、だから変わり親子丼です。本当は、あぶたま丼にしようかと思ったのですが、12月と1月に続けて入れてしまったので、今回は高野豆腐の親子丼にしました。子どもたちは、あと2回の給食を、味わって食べていました。 3月19日の献立
・ごはん、牛乳、ミックスフライ、蒸しキャベツ、さつま汁
今日のフライは、えびとヒレ肉の2種類をつけました。去年3月にも取り入れたのですが、幻のメニューになってしまいました。今回は食べられることができ、子どもたちは、大喜びでした。 今年度の給食も後3回、味わって食べてもらいたいです。 3月18日の献立
・Soyドッグ、牛乳、ポトフ、デコポン
SoyドッグのSoyは、英語で大豆を表します。ホットピザサンドのベーコンを減らし大豆を加えて作っています。大豆の独特な風味を消すためにカレー粉が入っているので子どもたちは食べやすかったようです。 3月17日の献立
・ごはん、牛乳、さわらの西京みそ焼き、おかか和え、明日葉麺入りすまし汁
伊豆諸島で採れる明日葉は、前日の夕方に葉をつんでも、明日には芽が出ることから明日葉と呼ばれています。その明日葉を乾燥させ、粉にして練り込んだうどんをすまし汁に入れました。 サクラの開花
校庭のサクラが開花しました。
25日の卒業式には満開になるかもしれません。 今日も暖かくなるようです。 日ごとにつぼみが膨らみ、花を咲かせることでしょう。 今日の1時間目、校庭では1年生が全クラス合同で体育を行っています。 運動会ができなかったため、各学年が工夫してスポーツ大会を開いています。 サクラの花とともに春を感じさせる華やかな朝です。 3月16日の献立
・ごはん、牛乳、豆腐の中華煮、春雨サラダ
豆腐の中華煮は、豆板醤を入れ辛みをつけた煮物です。それだけでは、中華っぽくないので、うずら卵とチンゲンサイを入れてみました。子どもたちは、うずら卵が大好きなので、いっぱいおかわりをしていました。 1年生にタブレット配布今日は1年生が新しいタブレットを持ち帰る日です。 支援員さんがログインの仕方を丁寧に教えてくれました。 初めての経験なのでうまくいかないときも、担任の先生と支援員さんの協力でスムーズにログインでき、子どもたちは大喜びです。 あいにく、ポケットWi-Fiの調子が悪く、全員が一度にインターネットに接続できず、クラスを半分に分けて順番に行っています。 列の左側の児童も早くやりたい気持ちを抑えて、隣の友達の画面をのぞき込んでいます。 わくわくしながら待っている様子がかわいいですね。 家に帰ったら、今日習った方法でログインできるといいですね。 しばらくは家庭で使うことになります。 担任の先生が「持ってきてね」と言われたら、ランドセルに入れて学校に持ってきてください。 3月15日の献立
・スパゲティミートソース、牛乳、じゃこ入り海藻サラダ
海藻サラダは、わかめ・白トサカ・赤トサカ・青トサカなどの海藻ミックスを入れますが、今日はオーブンでカリカリに焼いたちりめんじゃこをプラスしました。じゃこのカリカリがアクセントになり、子どもたちは喜んで食べていました。 3月12日の献立
・菜の花ごはん、牛乳、ししゃものスパイシー揚げ、大根の煮物
今日のごはんは、春の味覚の菜の花をごはんに混ぜました。菜の花には独特な苦みがあり、それが嫌という人もいるので、小松菜とミックスしています。またきびを入れ、菜の花をイメージしています。 ハクモクレン
校庭に咲く「ハクモクレン」が満開になっています。
毎年、大輪の白い花を咲かせ、春を知らせてくれます。 通常「モクレン」は紫色の花を咲かせますが、本校のモクレンは白い花を咲かせます。 正門を入って右側にも似たような花を咲かせる木があります。 これは同じモクレン科の「コブシ」です。 花の形がよく似ていますが、花の大きさが少し小ぶりで、花びらの枚数も少ないです。 こちらはすでに時期を過ぎて、多くの花が落ちました。 今度ご来校されたとき、ご覧ください。 3.11 私は帰宅難民になりました。そして十年が経ちました。
ちょうど十年前のこの日、私は丸ノ内線の御茶ノ水の駅の階段を地上に上がっているところでした。足下が揺れ、何かが起きていることが分かりました。
地上に上がると、大型トラックが路肩に停まり、上下に跳ねていました。 「とんでもないことが起きている。」 「もしかしたら、直下型地震が首都圏を襲っているのかもしれない。」 上を見上げると大きなビルがあり、ガラス窓が降ってきたら危ないと感じ、プレハブの建物の近くに身を寄せました。 軽い建物なら壊れないと思ったからです。 そばにいた人たちと情報をやりとりし、どうやら東北地方で大きな地震が起きたことが分かりました。 そして、いわゆる「帰宅困難者」となりました。 当時勤めていた学校が緊急避難所になっていることが分かり、何とか戻ろうとしましたが、交通機関は全て止まり、路上は車と人であふれていました。 唯一の情報源はスマートフォンに遅れて届く同僚からのメール。 それも夜には充電がつきました。 歩いて勤務する学校に戻ることができたのは、もう、夜遅くでした。 学校の体育館に避難した人たちや家に帰れなくなった若い職員とともに、眠れない夜を過ごしたことを覚えています。 それ以来、硬い革靴ではなく歩きやすい靴を履き、鞄の中には予備の充電用電池や小型の懐中電灯を入れ、外出するときには持ち歩いています。 さて本日、板橋第三中学校で先日配布されたプリントを本校でも配布いたしました。 武田校長先生からのメッセージをお読みいただき、ぜひお子さんにも話して聞かせてください。 この日のことを、私たちは忘れません。 この日のことを、私たちはずっと語り続けていきます。 3月11日の献立
・ごはん、にんじんしりしり、牛乳、さばのしょうが風味焼き、芋団子汁
にんじんしりしりは、沖縄の郷土料理です。せん切りにしたにんじんとツナ缶を油で炒め、醤油・酒・みりんで味付けしました。しりしりは、沖縄の方言でせん切りを意味しています。にんじんの自然な甘みをいかした炒め物です。 3月10日の献立
・かけきつねうどん、牛乳、セサミマフィン、いちご
マフィンは、焼き菓子の一種で、アメリカ式のカップ ケーキ状の菓子とイギリス式の丸型で焼いたパン状の イングリッシュマフィンがあります。今日は、練りごま と黒ごまとはちみつが入ったアメリカ式マフィンです。 ケーキ類は、子どもたちは大好きで残さず食べていまし た。 3月9日の献立
・明日葉パン、牛乳、クリームシチュー、りっちゃんの元気サラダ
りっちゃんの元気サラダは、新献立です。1年生の国語の教科書に 「サラダで元気」というお話しがあります。病気になったお母さんの ためにりっちゃんが元気になってもらおうとサラダを作るお話しです。 いろいろな動物が出て来て、元気になる材料をアドバイスしてくれま す。それを給食風にアレンジしてみました。子どもたちは、具沢山の サラダを喜んで食べていました。 |
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