9月30日(金)本日の授業風景(3)学年で取り組む『板橋DASH(ダッシュ)』の中間発表をしています。以前、某バラエティー番組でアイドルグループが荒地を開墾したり、都心のビルの屋上にビオトープを造ったりする企画がありました。 『板橋DASH』はその名にちなみ、屋上緑地で植物の育成に挑戦する取り組みです。屋上緑地の再生は、私が本校に着任した時からの悲願です。しかし、高さ20cm程度のコンクリートブロックで囲んだだけの緑地は、雨では泥地に化す一方、夏場はすぐカラカラに乾燥してしまいます。 そうした悪条件の中でも育ちそうな植物を、自分たちで調べました。そして、栽培計画を立て、日常的な管理もしてきています。本日は、パセリやジャガイモ等グループごとに、経過報告を行っていました。 校長 武田幸雄 9月30日(金)本日の授業風景(2)Unit-4『 Be Prepared and Work Together 』の学習です。単元名にあるように、登場人物が災害への備えと地域での協力について考える教材です。授業のめあても【防災意識を高めることができる】とありました。 ただし、安全教育の授業ではありませんから、disaster(災害)等の新出英単語や間接疑問文等の文法事項もしっかり習得しなければなりません。それらを踏まえ、教科書を読み解いた上でのめあてと言えます。 と、そんなことを考えていた矢先、栃木市などで震度4を観測する地震が発生しました。取材中の私は揺れに気づかなかったのですが、生徒の皆さんは指示がなくてもさっと机の下に身を隠しました(写真・下)。少なくとも先の授業のめあては、すでに達成できていたようです。 校長 武田幸雄 9月30日(金)本日の授業風景(1)
7年5組・国語の授業の様子です。
前後の文(語句等)が、どんな関係でつながっているかを示す『接続する語句』の学習です。そこで、先生がいくつかの例文を黒板に書かれました。ただし、いずれも前の文は【私はベルを鳴らした】となっています。 だから、生徒の皆さんは「先生、何回ベルを鳴らせば気が済むのですか?」などと質問していました。しかし、先生は前後の関係性の違いをわかりやすくするため、あえて同じ例文を使っているようでした。 例えば【老人が出てきた】【誰も出てこなかった】そして【ノックもした】等の例文を後につなげることで、生徒の皆さんも「接続する語句」の役割が理解できたようです。さて、私はこの記事の中でどんな「接続する語句」を使い、しかも、それぞれがどんな役割を持つか答えられますか? 校長 武田幸雄 9月29日(木)本日の授業風景(3)
9年3組・理科の授業の様子です。
前の記事で紹介した8年生の理科と同様『物体の運動』という1つの章が終わりました。記録タイマー等を使った運動の記録の仕方を習得し、徐々に速くなる(遅くなる)運動の変化などを実験で確認してきました。 これも8年生と同じく、本日はそれらの総復習と発展を兼ねた授業です。教科書には探究として【平面上の台車を、落下するおもりで引き続けた時の運動】について尋ねる問題が、図とともに掲載されています。答えは未掲載なので、実験を通して検証と考察に取り組んでいました。 担当の先生によると、それと同じ設定の問題が10年前の都立高入試で出題されたそうです。試験に出るから学習するわけではありませんが、そうしたことも教えていただけると、モチベーションは一段と上がりますね。 校長 武田幸雄 9月29日(木)本日の授業風景(2)
7年1・2組 英語(少人数)の授業の様子です。
Unit-6『A Speech about My Brother(兄弟についてのスピーチ)』の学習です。単元名からもわかるとおり、自分と相手以外の人やものについて伝える「三人称単数現在形(三単現)」について学習しました。 「三単現」の場合、一般動詞は s で終わる形にし、否定文や疑問文では does を用います。そのため、3人1組で「 I eat ○○ 」(私は○○を食べます)で始まり「彼(彼女)は○○を食べますか?」「はい、食べます(いいえ、食べません)」等と続く英会話を行い、理解を深めました。 ところで、昨日放課後に行われた補充教室(英語)には、希望した多くの7年生が参加し、本日の学習内容も含め熱心に復習に取り組んでいました。そうした「主体的に学ぶ態度」は、今後も大切にしてください。 校長 武田幸雄 9月29日(木)本日の授業風景(1)
8年3組・理科の授業の様子です。
『動物のからだのつくりとはたらき』の学習を終えました。「消化のしくみ・吸収のしくみ・呼吸のはたらき・血液のはたらき・排出のしくみ」と学習する中で、様々な器官の名称と機能も学びました。 それらについて、人体模型を使った復習に取り組んでいます。先生の指定した器官(臓器)を人体模型から取り出し、自分たちで名称とはたらきを記入した付箋を貼り付け、最後はノートにまとめました。 余談ですが、私の中学生時代はこの人体模型を「スケル(透ける)くん」と呼び、やはり理科室に置いてある骨格標本は「スカル(どくろ)くん」と呼んでいました。放課後、人のいない理科室で見ると少しゾッとする模型ですが、そんな愛称をつけたことで恐怖を紛らせたものです。 校長 武田幸雄 9月28日(水)本日の授業風景(3)
8年2組・技術家庭(家庭分野)の授業の様子です。
買い物や通学など様々な場面で使用できる『オールマイティBAG』の製作に取り組んでいます。説明書を読み解くだけでなく、友達と相談したり、先生のヘルプを仰いだりしながら作業を進めていました。 ふと気づくと、ミシンを使用している人の足下には上履きが脱いであります。「?」と思いホワイトボードを見てみると、安全上の注意として「フットコントローラーは靴を脱いで踏む」と明記されていました。 確かに、コントローラーの破損防止のため、また、踏み方の強弱を加減するためにも、靴底の厚い上履きは縫いで操作したほうが良いでしょう。その他、針やハサミを使用する際に気をつけなければならない安全上の注意点もあります。それらをしっかり守っている様子に、感心しました。 校長 武田幸雄 9月28日(水)本日の授業風景(2)
7年4組・国語の授業の様子です。
『玄関扉』(渡辺武信)の学習です。一般に日本の玄関ドアは外開き、欧米のドアは内開きという違いがあります。それに加え、かつて日本では圧倒的に「引き戸」が多かった時代もありました。 この教材は、建築家でもある筆者が、そうした彼我の違いから文化や生活習慣の違いを論じた説明文です。ひととおりの学習を終えた本日は、発展学習として「説得力のある文章の条件」を取り上げていました。 単に個人的な感想や考えを述べているのか、それが実体験に基づいているのか、客観的根拠があるのか等により、説得力の程度も変わってきます。本日は、教科書から「説得力に欠ける」と思われる表現を取り出し、その理由や改善案を話し合っていました。私も、参考にしたい学習です。 校長 武田幸雄 9月28日(水)本日の授業風景(1)
9年1組・美術の授業の様子です。
『木彫時計』の制作に取り組んでいます。丸いくり抜きのある木枠に、好きな花をモチーフにした彫刻を施します。仕上がった木枠のくり抜き部分には、あとから時計をはめ込むようになっています。 彫刻やヤスリがけといった作業を行っている人もいれば(写真・上)、着色やニスの塗布といった作業に入っている人もいます(同・下)。いずれにせよ先生のお話では、あと1時間で一度区切りをつけるそうです。 制作しているのが『木彫時計』だから…というわけではありませんが、時間にかかわる諺に【時は金なり】があります。また、よく【時間は平等】といった言葉も耳にします。人によって現在の進捗状況は違っても、ゴールは決まっています。残された時間を大切に作業を進めてください。 校長 武田幸雄 9月27日(火)本日の授業風景(3)地理分野の学習に「地域調査」という実習があります。自分の暮らす地域や、都市部・農村部・ニュータウンなど様々な地域の課題を見つけ、実地踏査に限らずインターネット等の手段も用いて解決策等をまとめます。 本日は「離島」の調査について「離島経済新聞社」の方とリモートで繋がった授業でした。失礼ながら私も存じ上げなかったのですが、約420ある日本の小規模離島の情報発信を手がけられている新聞社です。 外部講師として代表の方が離島の魅力や課題、特産品、そこに住む人々の横顔などを、スライドを交えながら詳しく説明してくださいました。生徒の皆さんは、それらを電子黒板で視聴しながら、協働学習ツール・ムーブノートに情報をまとめたり、疑問点を挙げたりしていました。 校長 武田幸雄 9月27日(火)本日の授業風景(2)
7年3組・理科の授業の様子です。
『水溶液の性質』の学習です。本日は、教室で「質量パーセント濃度(%)」を求める演習に取り組んでいました。この「質量パーセント濃度」について教科書では、次のように説明しています。 【砂糖を水に溶かした場合、その濃度は同じ質量の溶液に溶けている砂糖の質量によって変わる。溶液の濃度は、溶質の質量が溶液全体の質量の何%にあたるかで表すことができる。これを質量パーセント濃度という】 さて、皆さんは【溶液】や【溶質】の意味も含め、上記の教科書本文をしっかり読み解けていますか? もし読み解けているのであれば、主語を「質量パーセント濃度とは」に置き換えて説明することができますか? 板三中がRS(リーディング・スキル=教科書を読み解く力)の育成に力を入れているのは、それらの問いに「はい」と明確に答えてもらいたいからなのです。 校長 武田幸雄 9月27日(火)本日の授業風景(1)
9年1組・国語の授業の様子です。
担当の先生は、授業の冒頭5分程度を漢字練習に費やしています。昨年度までは先生が用意されたプリント(問題)を解き、黒板に書かれた正解ををもとに答え合わせを行っていました。 しかし、今年度からは時間を効率よく使うと同時に資源の節約にも資するため、Chromebookの学習アプリ(ドリルパーク)を使用するようになりました。問題も自分で選べるので、より個別最適化されています。 基本的には(写真・下)のようにタッチペンで画面に解答したり、繰り返し練習したりします。書き順もチェックされるので、WS(ライティング・スキル=正しく書く力)の育成にも役立ちます。何人かにタッチペンの使い勝手を尋ねたところ、皆さんすっかり慣れたとのことでした。 校長 武田幸雄 9月26日(月)本日の授業風景(3)
9年3組・社会(公民)の授業の様子です。
『現代社会の見方・考え方』の学習です。これまでに「『対立』と『合意』」「『効率』と『公正』」という2つの見方・考え方を学んできました。本日は、それらの見方・考え方から時事問題をとらえます。 取り上げた時事問題は、利用者がきわめて少ないローカル鉄道、いわゆる「赤字路線」の問題です。赤字路線を廃線とするか存続させるかは、企業の収益と住民の利便性という「効率と公正」の対立でもあります。 「効率重視」を横軸「公正重視」を縦軸とした電子版ホワイトボードJamboard(ジャムボード)のポジショニングマップに、各自の考えを付箋で貼り付けました。「地域別の変動価格制」「客車と貨車の一体化」等、合意形成に向け効率と公正のバランスを考えた回答に感心しました。 校長 武田幸雄 9月26日(月)本日の授業風景(2)
8年3組・道徳の時間の様子です。
【思いやり・感謝】をテーマにした授業です。教科書より『夜のくだもの屋』という読み物を使用してます。合唱部に所属する少女は、コンクール前の練習で遅くなり、毎日暗い夜道を一人で心細く帰っていました。 ただ、1軒だけ遅くまで店を開けているくだもの屋が途中にあり、その明るさに温かさと安心感を覚えていました。そして、コンクールも終わった半月後、お見舞いの果物を買うためにその店を訪れた少女は、なぜその1軒だけが遅くまで灯をともして店を開けていたのかを知るのでした。 授業では、その理由を知った時の少女の気持ちや、他者に対して自分にもできるさりげない親切について考えました。そんなさりげない親切があちこちに息づくことで、皆が暮らしやすい社会が成り立つのでしょうね。 校長 武田幸雄 9月26日(月)本日の授業風景(1)
7年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。
『1次方程式の利用』の学習です。方程式を利用し身近な問題を解決するため、文章問題が多くなります。したがって、問題文をしっかり読み解き、何を求めるのかを明確にしなければなりません。 例えば、本日は【1個90円のミカンと1個140円のリンゴを買った時の代金は、合計1800円だった。ミカンとリンゴをそれぞれ何個買ったか】といった問題に取り組んでいました。これは「個数」を答えますが、問題によっては「単価」や「代金」を求めなければなりません。 担当の先生も「何を文字に置き換えるか(必要ならば単位をつける)」「『解』が答えとしてふさわしいか確認する」といったポイントを強調されていました。それらについて、友達と確認し合う姿も見られました。 校長 武田幸雄 9月26日(月)全校朝礼(Meet)校長講話先日、全国紙の2面を使った大きな新聞広告が目に留まりました。ハリウッドスターのトミー・リー・ジョーンズさんがイメージキャラクターを務める缶コーヒーの、発売30周年記念広告です(写真)。 見開きいっぱいのジョーンズさんと、シンガーソングライター・中島みゆきさんの写真には、クエスチョンマーク形に【なんで人って働くんだっけ?】【地球人、働くのやめちゃったら?】というコピーが被せられています。 宇宙人・ジョーンズが地球を調査するテレビCMの新聞版で、今回登場した中島さんは、ジョーンズを地球に派遣した宇宙大統領を演じています。 ※ 続きは、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください。 9月25日(日)今週の予定(9/26〜30)
※ 写真は、先週の授業風景です。
9月26日(月)【通常授業】全校朝礼 27日(火)【通常授業】側わん検診(7年・他) 28日(水)【通常授業】 27日(木)【通常授業】(中間考査1週間前) 28日(金)【通常授業】 英検 16:00〜 ★ ★ ★ ★ ★ ※27日(木)で中間考査1週間前となるため、公式戦等を控えている部以外は活動中止となります。28日(金)の英検は、申込者のみです。 校長 武田幸雄 9月24日(土)1週間を振り返って
※ 写真は、今週の授業風景です。
【遠くて高い私立より、近くて安い板三中】 このフレーズを覚えている保護者の方も、いらっしゃるのではないでしょうか。私が毎年、新入生の保護者を対象とした学校説明会で使う本校のPRフレーズです。 「わざわざ長い通学時間をかけ高い授業料を払わなくても、板三中は私立中に負けないほどクオリティーの高い教育サービスを提供する」という意味で使っています。今年も1週間前に行われた学校説明会で使いましたが、説明会後に初めて次のようなご質問を受けました。 「実際に、我が子を私立中か板三中のどちらに行かせるか迷っている。ただ、私立と違い公立は先生の異動があるから、板三中に入った場合、卒業まで今と変わらない質の教育を受けられる保証は、あるのだろうか?」 それに対し私は「板三中の教育活動は、個の力でなく組織力で展開しているから異動があっても大丈夫」といった回答をしました。お答えしながら、本校が私立中と比肩して天秤にかけていただけていることを嬉しく思うと同時に、今後もそのご期待に応える使命感を新たにしたところです。 校長 武田幸雄 9月23日(金・祝)『秋分の日』
本日は、祝日『秋分の日』です。『国民の祝日に関する法律』(祝日法)によると、この日は【祖先をうやまい、なくなった方々をしのぶ】日とされています。
「秋分」は 「夏至(げし)」や「冬至(とうじ)」などと同じ二十四節気のひとつで、毎年9月23日前後です。「春分」 と同様に昼と夜の時間がほぼ同じになりますが、厳密には昼のほうが少し長いそうです。 この「秋分」がいつになるかは太陽の位置と関係するため、正式な日にちは国立天文台が天文学上の計算によって算出し、それを総理大臣をはじめとする国務大臣の会議(閣議)で承認することになっています。 天文学上の計算ですから、ずっと先の「秋分」まで算出可能です。しかし、前年の2月に閣議決定が発表されるため、再来年(2024年 )の『秋分の日』はまだ正式には決定されていません。 さて、【暑さ寒さも彼岸まで】と言います。「冬の寒さは春のお彼岸 = 『春分の日』の頃までに、また、夏の暑さは秋のお彼岸 = 『秋分の日』の頃までに和らぎ、ともに過ごしやすくなる」といった意味です。 今年の残暑は例年ほど厳しく(長く)なかったせいか、先の言葉より一足早く秋を感じます。一方で、不安定な天気が続き、体調を崩しやすくなっています。感染症対策も含め、健康管理を心がけましょう。 校長 武田幸雄 9月22日(木)本日の授業風景(3)
9年4組「総合的な学習の時間」の様子です。
授業前半に英語のスペリングコンテストを行った(写真・上下とも)後、今朝学校に届けられたばかりの『都立高校等・合同説明会』(都教委主催)のリーフレットを急いで配付し、説明しました。 リーフレットでは申し込み受付が明日(23日)までとなっておりますが、サイトを開くと締め切りが25日に延期されています(下記URL参照。QRコードを貼り付けたメール配信もいたします)。 https://www.r4toritu-setumei.metro.tokyo.lg.jp/ 第1回目に申し込んでも、参加の可否は抽選によって決まり、第2回目受付は「1回目の空きがある場合」に先着順となっています。したがって、今回の合同説明会とは別に志望校が単独で行う学校説明会をリサーチし、参加申し込みの方法や期限について確認しておきましょう。 校長 武田幸雄 |
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