高島幼稚園の教育内容
幼稚園は幼稚園教育要領(文部科学省告示)に基づく教育を行っており、創造的な思考や主体的な生活態度を培い、幼児期に即した『生きる力』を育てることをねらいとしています。そのことが、小学校以降の生活や学習の基盤となります。
- 幼児にふさわしい環境を整え、様々な体験を通して、豊かな心が育ち、必要な知識や理解が得られるようにしています。
- 高島第二小学校をはじめ、異校種との交流を活発に行っています。
- より良い教育内容と教員の資質能力向上のため、園内研究及び区立新河岸幼稚園との共同研究を進める中で、研究保育や事例研究を行っています。また、研修の機会を保障することで、保育の質の向上を目指しています。
- 平成19年度より保・幼・小・中連携教育推進モデル地区として、高二小、高二中と共に研究を進めてきました。現在では、「高島なかよし通り学びのエリア」と名称を定め、3校園の教員が集まり、互いの授業・保育を公開して研修する機会を作り、「保幼小接続・小中一貫教育」の推進を行っています。つながりのある教育の実現に向けて、11年間を見通したそれぞれのカリキュラムの接続に向けて活発な話し合いを行っています。
一人一人に応じた教育
一人一人の子どものもつ良さを生かし、可能性を伸ばすことができるよう、発達や個性を踏まえた援助を心がけています。
一人一人の子どもが主役です。どの子も大切なかけがえのない存在として大切にします。
遊びを大切にした教育
幼児は自発的な遊びの中で、心も体も動かし、様々な体験を通して多くの学びを獲得し、調和のとれた発達をします。「遊び」は幼児にとっての「学び」です。具体的には、次のような内容を育成します。
- 遊びを創り出す力
- 集中して物事に取り組む力
- 自然の美しさ、不思議さに気付き、感動する気持ち
- 試したり、工夫したりする力
- 自分から体を動かす楽しさ
- 文字や数などへの興味・関心
- 友達と協力する気持ち など
人とかかわる力を育てる教育
教師や友達、異年齢の交流や地域の保育園児・小学生・中学生・高校生との交流を通して、人とかかわる楽しさや喜びが感じられるように、指導や交流の内容・方法を工夫しています。
友達と触れ合う中で、自分たちで考えたり、トラブルを解決したりしながら人とかかわる力を育成します。
- 自分の気持ちや考えを表現する
- 人の話をよく聞く
- 相手の気持ちを考える
- 自分の気持ちをコントロールする
- 「してよいこと」「してはいけないこと」を体験の中から学ぶ
- きまりを守る大切さを知る など