学校日記

臨時放送朝礼

公開日
2021/04/26
更新日
2021/04/26

できごと

 先週末は宇宙飛行士の星出彰彦さんが搭乗する宇宙船クルードラゴンが打ち上げられ、国際宇宙ステーションに野口総一さんともに日本人が2人同時に滞在するという素晴らしいニュースが流れたところですが、一方で新型コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言が東京、大阪、兵庫、京都の4都府県に出されました。これを受けて小池都知事から東京都の方針も出され、板橋区でも金曜日の夜、健康危機管理対策本部会議が開かれました。そこで、土曜日に板橋区学校等緊急連絡メールでお知らせしたように、区立中学校における全ての部活動の中止が決定されました。それにしたがって昨日はテニスの大会への参加を取りやめていただくこととなりました。中学校の集大成としてこれまでめざして来た大会に出場できなくなるのはどれほど辛かったかわかりません。
 しかし、これらは、宣言が出されたからできなくなったのではなく、さまざまな活動を中止にしなければいけないくらい危機的な状況になってしまったため、宣言が出されというふうに理解してください。
 今日は生徒の皆さん自身でどうしていったらよいかを考えてもらいたく、放送で臨時の朝礼を行い、放送後にワークシートに取り組んでもらいました。
 大事なことをもう一つお伝えします。
 家族でも、学校の友だちや先生であっても、身近に陽性と判定された方が出た場合や濃厚接触者とされた場合、その人が日常の活動に戻ってこれたときには、思いやりの心をもって接してあげてください。感染した人が悪いということはありません。誰でも感染する可能性があるのです。皆さんにできることは、感染者、濃厚接触者、また治療にあたる医療従事者になった方に暖かい心遣いをしてあげることと、一人ひとりが濃厚接触者にならないよう精一杯の注意を払って生活することです。

(写真はアンケートに取り組む生徒の様子です)