12月全校朝礼(体罰・性暴力防止)
- 公開日
- 2023/12/11
- 更新日
- 2023/12/11
できごと
【校長講話(抜粋)】
大切な心と体を守るために、この朝礼では暴力・性暴力についてお話します。
人の心や体は、どの人にとっても等しく大切なものです。その大切な心や体が暴力で傷つけられるようなことがあってはなりません。暴力は、どんな理由があっても、誰であっても、決して許されるものではありません。叩かれる、蹴られる、突き飛ばされるなどの行為だけが暴力ではありません。くり返し傷つく言葉を言われる、机を蹴られるなどの精神的に苦痛を感じる行為も暴力に含まれます。あってはいけないことなのですが、学校の先生やその他の大人たちが、生徒のみなさんに対して、指導の際に、叩いたり、蹴ったりする行為は、体罰といって禁止されています。繰り返し暴言や心を傷つける言葉を言ったり、机を蹴ったりして威圧し、精神的な苦痛を与えることも不適切な行為になります。
性暴力は、相手が嫌がっているのに、体を触ったり、見せつけたり、性的な言葉を言ったり、LINEやメールで性的な言葉を送ったりする等、性的な言葉や行動で人を傷つけることを指しています。性暴力も、どんな理由があっても、誰であっても、決して許されるものではありません。
もし、自分が体罰や性暴力の被害に遭いそうになったら、または被害に遭ってしまったら、一人で抱え込んだり悩んだりしないで、家族や先生、養護教諭、スクールカウンセラー等の信頼できる大人に知らせてください。
学校の先生に話しにくい内容の場合は、相談先が書かれている用紙を配りますから、書かれているメールアドレスや電話番号に連絡したり、インターネットから相談したり、用紙に書いて切手無しで郵送して相談することもできます。
また、「一人で悩まず、相談しよう」という資料をクラスルームから配ります。その資料に載っている電話番号に連絡して、相談してください。
先生たちは、生徒のみなさんの心と体を大切に守りたいと思っています。自分が体罰や性暴力受けていなくても、友だちが体罰や性暴力を受けていると思ったときも、迷わず知らせてください。
(写真は朝礼の整列風景です。)