学校日記

9年国語(古今和歌集・新古今和歌集)

公開日
2023/10/19
更新日
2023/10/20

できごと

 9年生の国語は古今和歌集と新古今和歌集の学習です。日本人でさえも難しい古文ですので、日本語習得が不十分な外国籍の生徒にとってはどれほど難しいことかと思います。
 前の時間に7年生の補助に入ってくださった外国人への支援を行っているNPOの方も、この授業では自分でも調べながら補助に入ってくださいました。
 冒頭では、前時の学習範囲「万葉集」(奈良時代)の復習として、次の句を取り上げました。
 「父母が頭かき撫で 幸くあれて 言ひし言葉ぜ 忘れかねつる」
 東国から九州に防人として派遣された息子を思う父母への気持ちを歌った東歌です。
 そして今日のメインの学習は、「古今和歌集」(平安時代)と「新古今和歌集」(鎌倉時代)の特徴についてまとめることです。古今和歌集の撰者は紀貫之で、最初の勅撰和歌集です。新古今和歌集の撰者は藤原定家で、8番目の勅撰和歌集だそうです。
 大人の方は中学で昔学習されたかと思います。覚えていましたでしょうか。