5月全校朝礼
- 公開日
- 2023/05/08
- 更新日
- 2023/05/08
できごと
今日は連休明けの初日のスタートが朝礼でしたが、9年生は欠席も少なく、4クラスが速やかに体育館へ入場し、下級生を待つというすばらしい行動をとってくれました。左の写真は整列を完了した9年生、中央は整列の基準をつくる学級委員と9年生、右は美しくそろった礼の様子です。
【校長講話】
皆さん、おはようございます。長い休みが明けて、今日から授業が再開ですね。学校からしばらく離れていたので、学校での生活に戻るのに少し力を使うかもしれません。今週の前半は少し頑張ってやってみましょう。
連休中は部活動の練習に励んだ人もいると思います。今日は板橋区の「部活動の日」となっています。本校では部活動保護者会も行われます。ということで、今日の朝礼は部活動についてお話します。部活に入っていない人も一緒に聞いてください。
今、部活動は、全国的に、学校の先生が教える形から、地域の方が行う形へ変えていく方法が検討されています。板橋区でも、募集のお知らせがあった「いたばし地域クラブ」の「女子サッカー、eスポーツ、科学技術」の3つクラブの活動が始まるのもその一つです。
この先いろいろと変わっていくこともあるかもしれませんが、現在の学校の部活動は、学校生活の中で皆さんの大きな楽しみとなっていると思っています。
部活動の良いところを4つあげてみます。
(1)部活動では、同学年だけでなく、上級生、下級生との触れ合いもあり、その触れ合いから学ぶことも多く、お互いに協力し合うことで友情も深まりますし、中学校生活を生き生きとしたものにしてくれます。そして、卒業後も続く大切な人間関係をつくってくれます。
(2)先生やコーチの指導を受けながら、自分の能力や適性、興味や関心に合った活動していくことで、心も体も成長して、社会に出てからも役立つ力が身に付きます。
(3)中学校での部活で身に付けた技術や体力などで、大人になってからも自分が部活で経験した文化やスポーツを続けて楽しむことができます。
(4)部活動は生徒の自主性を大切にしています。学校の教育目標でめざす「主体的に行動する生徒、すすんで貢献する生徒、多様性を理解する生徒、新たな考えを創造する生徒」にもつながると信じています。
板橋区立の中学校では、5月の第二月曜日を「部活動の日」としています。この日に部活動の意味や役割を改めて確認して、よりよい部活動になるよう、現在の活動を改めて見つめ直す機会として定められました。具体的に言い換えれば、
・皆さんの部活動を支えてくれている家族・保護者や指導者に感謝する日であり、
・指導者する先生やコーチにとっては部活動の指導のあり方を考える日であり、
・家庭や地域の人にとっては部活動の意義について再認識する日です。
部活動は集団で活動するため、様々なきまりがあります。例えば、
・学校や部活動のルールを守る
・あいさつ、返事をする
・練習場所を掃除したり、用具をきちんと片付ける
・時間を守る
・欠席等の連絡をしっかりする
・上級生は新入部員の面倒をみる
などです。
今日の部活動の日をきっかけに自分自身を見つめ直して、改善すべきことはしっかりと直していくようにお願いします。ただ、今上げたことは部活動に限らず、他の場面にも当てはりまることです。部活動に入っていない人も同じく自己点検をしてみてください。
最後に連絡です。今日から新型コロナウイルスの感染症の位置付けが今日から季節性インフルエンザと同じ5類に変わりました。感染者の療養期間やマスクの着用など変わる点も多くあります。保健の先生からプリントが出されますからよく読んでおいてください。感染者数は4月以降増加している日が多いので、注意することは変わりありません。引き続き一人ひとりが感染防止に注意してください。
これで、今日の話は終わります。