4月7日(金曜日)第52回入学式が挙行され、84名の新入生が高島第二中学校に入学しました。欠席者もなく、いいスタートとなりました。学校長式辞は下記の「おりたたみ記事」の【学校長あいさつ】をクリックしてご覧ください。
(写真は左から、学校長式辞、上級生の先導で入場した新入生、教室で上級生から説明を受ける新入生の様子です。)
春を呼ぶ強風に吹き立てられ、新入生の入学を祝う花壇の花々が色とりどりの花をあふれさせてきます。この風は皆さんの中学校生活での飛躍のための追い風となるのではないでしょうか。今日の良き日に、高島平地区の区議会議員の皆様、本校コミュニティースクール委員の皆様、そして新入生の保護者の皆様にご臨席いただき、第52回入学式が挙行できますことを、心より感謝申し上げます。
84名の新入生の皆さん、入学おめでとう。新たな学校生活への期待や希望に胸を膨らませながら、今日を迎えたことと思います。皆さんは今日から高島第二中学校の生徒です。八年生、九年生の上級生や先生方を始め、高島第二中学校に関わる全ての人が、皆さんの入学を心待ちにして、精一杯の準備をして今日を迎えました。
先ほど、先生から一人ひとりの名前を呼ばれ、背筋を真っ直ぐに伸ばした姿勢と、しっかりと返事をした声に、「今日から高島二中の生徒として頑張ろう」という意気込みを感じました。 きっとすてきな中学生になってくれると期待しています。
皆さんには、式に先立って発表された新しい学級やこれから始まる部活動や委員会活動を大切にしてほしいと思っています。学校は集団生活や人と付き合ううえでのルールが大切です。居心地の良い学級や部活動・委員会活動であれば、友達や先輩と切磋琢磨してお互いに高め合うことができます。一日も早く中学校生活に慣れ、充実した毎日を送ってください。これから、高二中生として、どんな成長を見せてくれるのか、みなさんの活躍が楽しみでなりません。
英語では、年齢13歳から19歳まで人をティーンエイジャーと言います。小学6年生の年齢12歳はtwelveですが、13からはthirteen、fourteen、fifteenというように語尾にティーンが付くからです。小学校からは少しランクが上がった感じがしますね。そんなティーンエイジとなる新入生の皆さんに、高二中での三年間で取り組んでほしい大事なミッションをお話しします。それは、学校を良くするために皆さんの力を貸してほしいということです。
高島第二中学校の先輩たちと先生たちの共通の願いは、「学校をよりよくしたい」です。そして、私の願いは、「高島第二中学校の良さを語れる生徒になってほしい」ということです。皆さんにもこの願いの達成のために、学校のいろいろなことに積極的に関わってほしいと思っています。中学校では、生徒が参加できる活動が小学校よりも幅広く用意されています。生徒会長からの「歓迎の言葉」でも中学校での活動について紹介があると思いますが、例えば、部活動や専門委員会の活動、行事の実行委員、ボランティア活動などです。そうした活動に積極的に関わるとことで、将来必要となる力が身に付いていきます。それは、社会や身の回りの問題を考え、それを解決していける力です。皆さんの先輩たちは、そんな活動に取り組みながら、自信や主体性を身に付けた頼れる上級生となっています。高二中は、生徒と先生との信頼関係も厚く、毎日、有意義な学校生活を送っています。
中学校は、生徒の皆さんが主役です。皆さんからあふれる個性は尊重されます。ぜひ、自分からたくさんのことに関わって、より楽しい中学校生活を送ってください。
保護者の皆様に一言ご挨拶申し上げます。本日は、お子様のご入学おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。保護者の皆様には、お子様をここまで健やかにお育てになられたことに敬意を表します。 ご家庭ではこれから思春期のお子様と向き合う3年間となるでしょう。子どもたちは誰もが主体性をもっています。その主体性を保護者と教職員が力を合わせて見付け花を開かせる。高二中の教職員は、子どもの可能性を広げるための保護者のパートナーです。自校の良さを語れる子ども、保護者、地域、教職員が力を合わせ、進み続ける高二中を創っていくことを祈念して式辞といたします。