学校日記

7年防災×アクティブラーニング

公開日
2022/09/09
更新日
2022/09/09

できごと

 荒川流域に位置する高島平地域では、防災が大きな課題となっています。地域防災は世代を超えた課題ともいえます。中学生は、被災時に仕事で出かけている親世代が戻るまでの間、頼りになるかけがえのない地域の一員であり、地域と共に防災に取り組むことで、中学生と地域が顔見知りになるきっかけにもなります。今回初めて地域と共に行う防災訓練を行い、地域からも7名の方が参加されました。
 講師を務めてくださったのは、自衛隊東京地方協力本部北地域事務所員の皆さんです。今日の実習のコンセプトは、「大規模災害で生き残る力を身に付ける」〜防ぎ得た死を防ぐために〜です。
 クラスごとの3グループに分かれて、「毛布や服を使った担架づくりと運搬方法」「止血法」「ロープワーク(結び方)」の実習を行いました。
 また、過去の災害時の自衛隊の活動を紹介したパネルも展示されました。
 3つのワークを終了し、最後に、水害時に土嚢(どのう)がないときの代替品として、大きめのゴミ袋に水を入れて段ボールの中に入れれば水嚢(すいのう)ができることを紹介していただきました。
 中学生が日頃の学習を地域や社会に生かすきっかけとなり、すすんで貢献できるようになればと思います。