給食委員会より(プラスチックごみ)
- 公開日
- 2022/06/16
- 更新日
- 2022/06/16
できごと
今日の給食委員会からの動画です。
プラスチックは洋服やペットボトル、食品の容器など、身の回りの様々なものに使われています。しかし、今そのプラスチックがゴミになることで大きな問題を引き起こしています。今日はプラスチックごみについてお話しします。
世界中の海には毎年約800万トンものプラスチックゴミが新たに流れ込んでいると推定されています。これはなんとスカイツリー222基分にもなるそうです。
このままだと2050年には海にいる魚の重さよりも、プラスチックゴミの方が重くなると言われています。
海に流れ込んだプラスチックゴミは、魚やウミガメなどの海の生き物が、漁網に絡まって傷ついたり、えさと間違えてゴミを口にして死んだりするなど、海の生態系に甚大な影響を与えています。また,捨てられたプラスチックは,波の力や紫外線の影響で細かくなり,5mm以下の「マイクロプラスチック」となって世界中の海に存在していて,こうしたマイクロプラスチックが海の生き物たちの体から見つかっています。そして,それらの生き物を食べているわたしたちの体にも蓄積していると言われています。
日本はというと、一年間に捨てられるプラスチックゴミの量は約850万トンにもなります。
そのうち約半分はレジ袋や食品トレイ、ストローなど、一度利用されただけで捨てられてしまうことが多い「容器・包装」で使われているものです。こうした使い捨て用プラスチックの利用を減らしていくことが、プラスチックゴミの問題解決につながっていきます。
板橋区の学校給食でストローを使うことによって年間約3トンのプラスチックゴミが発生します。
私たちにできることはなんでしょうか?