9年生 理科(根の成長と細胞の変化)
- 公開日
- 2025/06/17
- 更新日
- 2025/06/17
できごと
9年生の理科では、「生物の成長と細胞の変化」の単元に取り組んでいます。この日は、2時間構成のうちの第1時。学習の目標は、「根の成長を手がかりに、細胞にどのような変化が起こっているかを正しく説明できるようになること」です。
授業では、Chromebookを活用し、共同作業に特化したデザインツール「Figma」を使って学習を進めました。生徒たちは班ごとに、観察した細胞の特徴を色とりどりの付箋のように画面上に記録。電子黒板上で教員が優れた記述にマークをつけることで、視覚的にも学びが深まる仕掛けとなっていました。
生徒たちは、根の先端付近をA〜Dの4領域に分け、細胞の大きさや数、核の形などを比較しながら観察記録をまとめていきました。主な気づきは以下のとおりです。
• A:根の基部付近では、細胞は大きく縦に長く、数も少ない。
• B:Aと比べて核の数が増え、細胞の分化が始まりつつある様子が見られる。
• C:細胞はさらに小さくなり、数が増え、核もはっきりと観察できるようになる。
• D:先端に近づくにつれて細胞の大きさが不規則になり、核の形も丸から曲線や模様のようなものまで多様になっている。
生徒たちは、Figma上で他の班の意見とも照らし合わせながら、自分たちの見方を深めていきました。
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