9年生 社会(法に基づく政治と日本国憲法)
- 公開日
- 2025/06/17
- 更新日
- 2025/06/17
できごと
9年生の社会科では、「日本国憲法」の学習において、「法に基づく政治と私たちの暮らし」をテーマに、主体的に考える学習活動を行っています。今回の学習課題は、「なぜ、法に基づいて政治が行われることが大切なのでしょうか。」という問いです。
生徒たちはまず、自分なりの予想や考えを立て、学習の導入としてシートに記入しました。その中からいくつかを紹介します。
• 「法は、社会において立場のある人(トップ)が決めたことなので、恣意的な政治が行われにくく、多くの国民が納得しやすい。さらに、法に基づく政治によって対立や不公平も減ると考えた。」
• 「日常生活の中で、国民が困っていることや悩んでいることを解決するために法がある。でも、国民全員で決めようとすると対立のもとになるので、代表者を選んで話し合う必要がある。」
• 「法に基づかない政治が行われると、何でもありの状態になり、国民の負担が大きくなる。しかも、そのような政治に対しては国民の声が届きにくくなるから。」
それぞれの予想には、法の意義や民主主義のあり方を考える視点が表れており、これからの学習を深めていく上での土台となっています。
今後は、実際の憲法や事例をもとに、学習課題の答えを探りながら、「法の支配」や「民主政治」の意義について理解を深めていきます。
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