学校日記

7年生理科(光の道筋)

公開日
2025/05/30
更新日
2025/05/30

できごと

 理科室をのぞくと、教室の中は真っ暗。どうやら「光の屈折」の実験の真っ最中のようです。黒板には「半円形のレンズを通り抜ける前後の光の道筋を記録し、その規則性を調べる」という本時の目標が掲示されていました。

 実験は2つのパターンで行われていました。1つめは「レンズに入るときの光」、2つめは「レンズから出るときの光」について調べるものです。どちらも5つの異なる角度から光を当て、屈折の様子を観察し、光の進み方にどのような規則があるのかを比較していました。

 生徒たちは、観察した光の道筋をワークシートに記録し、考察をオクリンクに入力して提出しました。

 提出された記述の一部には、「実験①では、斜めから入射した光は、入射角より屈折角が小さくなり、光が曲がって進んだ。垂直に入った光は直進した」「実験②では、レンズの外から出るときに、屈折角が入射角より大きくなった。角度が大きすぎると、光が屈折せず、全反射のように見えた」といった、観察に基づいたしっかりとした考察が書かれていました。

 光の進み方の規則性を自分の目で確かめ、言葉にしてまとめる力が育っています。