7年出前授業(知ってほしいヤングケアラー)
- 公開日
- 2024/11/23
- 更新日
- 2024/11/23
できごと
地域包括支援センター「蓮根おとしより相談センター」「舟渡おとしより相談センター」、ヤングケアラーサポーター「あじさいの集い富士見」、地域のケアマネージャーの方々を講師に迎えた出前授業が行われました。
板橋区内の中学生を対象としたアンケートによると、家族の世話をしている生徒は5.6%。その内訳は、きょうだい60.7%、母親24.9%、父親14.5%。理由としては「わからない」が27.9%、「心の病気のため」が16.3%、「日本語が苦手なため」が11.6%と回答しています。世話の内容は「家事(食事や掃除など)」が60.5%、「買い物や散歩の手助け」が46.5%、「困りごとの相談や話し相手」が30.2%でした。
「ヤングケアラー」とは、大人が担うべき家事や家族の世話を日常的に行う子どものことを指します。その負担により、学業や友人関係に影響が出ることもあります。アンケートでも「自分の時間が取れない」が19.1%、「勉強の時間がない」が14.5%という結果が出ています。
家族の世話は決して「良くないこと」ではありませんが、大切なのはバランスを保つことです。困ったときには、信頼できる周囲の大人に相談してみましょう。