学校日記

8年生・社会 研究授業

公開日
2021/04/20
更新日
2021/04/20

できごと

4月20日(火)3時間目。
8年生社会科研究授業です。(授業者 堀先生)
教材名「北方領土をめぐる問題」
日本とロシア間における北方領土問題は、現在まで解決がつかないまま継続しています。
報道でも時々話題になりますが、その歴史的な背景等については、知らない生徒が多いのではないでしょうか。
今回の授業では、「北方領土は日本の領土であることを根拠をもって説明できる」ことを目標にした授業でした。
ジクソー法(複数の資料をそれぞれ分担を決めて読み込んでグループで発表し合う活動)を取り入れたグループ活動を行いました。提示された資料は4つ。それぞれ「歴史的背景」「自然環境」「産業と国際法的観点」「元島民の証言」についてグループ内で分担し、根拠となる部分を探すことに時間をかけました。
後半はグループ内で4つの視点について根拠をまとめたものをホワイトボードに書き、黒板に提示し、全体で共有しました。4つの資料を読み込むのは時間が膨大にかかりますが、ジグゾー法を使えば短時間で能率良く作業が進みます。実際、各グループの発表はどれも的を得ていて、北方領土問題について理解が深まったのではないかと思いました。