9年生・国語(ディベート)
- 公開日
- 2021/11/10
- 更新日
- 2021/11/10
できごと
11月10日(水)
9年生・国語(奥富先生)
ディベートの授業です。
論題は、「日本は積極的安楽死を認めるべきである」
教科書教材「高瀬舟」(森鴎外)の読解授業の発展として選んだ論題です。
賛成側と反対側に分かれてディベートを行っていました。私が授業を見学した場面では、ちょうど「最終弁論」を賛成・反対両方が述べているところでした。Chromebookを使って尊厳死・安楽死について豊富な文献や資料を駆使して立論しているところに、さすが卒業学年の貫禄を感じました。
尊厳死・安楽死に関しては、現在も議論が続いている大問題です。ヨーロッパのいくつかの国では認められていますが、現在日本では認められていません。背景には医療倫理の問題や人権問題、さらに宗教観なども複雑に絡み合っていて、一つの結論には至っていないのです。
そういった大問題について真摯にディベートに取り組む生徒たちの姿、それをジャッジする生徒たちの姿に感銘を受けました。