期末考査終了後の４～６時間目は、通常授業でした。

　その中で、全校一斉にセーフティ教室も行いました。この取り組みは、生徒の健全育成に資するため、学校と地域・家庭とが連携して非行・犯罪被害防止教育の推進と充実を図ることを目的に行われます。

　本日は、法務少年支援センター（少年鑑別所）より講師の方をお招きし、主に薬物の危険性を中心に講話していただきました。このところ、しばしば大学の運動部等で学生の大麻汚染が報じられることからもわかるように、薬物使用の若年化が進んでいます。お話は、大きく「薬物とは」「薬物乱用とは」「依存症にならないためには」の３部構成でした。

　最後の「依存症にならないためには」では、良い意味での依存先（弱音やつらい気持ちを吐き出せる相手）をたくさんつくってほしい、といったお話もありました。また、友達の様子が明らかにおかしかったり薬物の影響を考えられたりしたら避けたりせず、かかわってあげてほしいともおっしゃっていました。

　それを伺っていて思い浮かんだ依存先の１つが、「ココカラ相談フォーム」です。ぜひ、皆さんの抱えている心・体の不安や悩み、困りごとについて、気軽に利用してみてください。また、自分のことだけでなく友達のことで気になること（心配なこと）があれば、そちらについても相談に応じます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄