９年５組・理科の授業の様子です。

　生物分野『有性生殖』の学習です。生殖とは、生物が自分と同じ種類の新しい個体（子）をつくることで、体細胞分裂によって新しい個体をつくる無性生殖と、受精によって新しい個体をつくる有性生殖とがあります。

　この時間は有性生殖を取り上げ、教科書に載っていたヒキガエルの受精の様子も教材動画で視聴しました。そのヒキガエルは別名「四六（しろく）のガマ」と呼ばれます。では、ここでＫＭＴ（校長ミーニング・タイム）です。

　四六とは前足の指が４本、後ろ足の指が６本であることから名付けられました。ただし、正確には後ろ足の指は５本です。教材動画でも繁殖期のオスがメスの背中にのるようにしている様子が映されていましたが、その際滑り落ちないよう発達したコブ（突起）も含めて６本と数え、「四六」になったと言われています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄