校長日記

12月4日(金)本日の授業風景(3)

公開日
2020/12/04
更新日
2020/12/04

校長日記

 8年4組・社会(歴史)の授業の様子です。

 『四つにしぼられた貿易の窓口』の学習です。江戸幕府が外国との貿易を統制し、日本人の出入国を禁じた政策、いわゆる「鎖国」について学んでいました。「鎖国」というと、どうしても国を閉ざしたイメージが湧きます。

 しかし、単元名からも分かるとおり、長崎・対馬(長崎県)薩摩(鹿児島県)松前(北海道)の4つの窓口が開かれており、諸外国とつながっていました。授業では、その「4つの窓口」について、相手にした外国、担当者(幕府・大名)、主な貿易や交流の内容を確認しました。

 そうしたことを踏まえると、今後は「国を鎖す(とざす)」と書く「鎖国政策」という歴史用語も形を変えるかもしれませんね。例えば「排他政策」とか「排外主義政策」など、どうでしょう?
                          校長 武田幸雄