９年１組・美術の授業の様子です。

　木彫『鍋敷き』の制作です。手鏡のような八角形の鍋敷きに、彫刻刀でデザインを施します。完成したら着色したりニスを塗布したりして仕上げます。条件は２つあり、１つは「植物」をモチーフにすることです。

　もう１つは、基礎技能として習得した「片切り彫り」や「かまぼこ彫り」「薬研彫り」など５種の彫り方のうちどれかを、必ず用いることです。皆さん、それぞれのデザインした植物の特徴に合わせて、使用する彫刻刀の種類を使い分け、彫り方にも工夫を凝らしていました。

　本日の授業で、14時間扱いの実習のうち11時間を要したそうです。残り３時間は２学期に繰り越されますが、そこでは着色等のブラッシュアップ作業に入ります。現在とはまた違ったイメージの作品になりそうですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄