校長日記

7月12日(金)本日の授業風景(2)

公開日
2024/07/12
更新日
2024/07/12

校長日記

 9年4組・国語の授業の様子です。

 漢文『論語』の学習です。『論語』は2500年以上前の中国の思想家・孔子と弟子たちの言行録です。授業のめあては『書かれていることを自分の身に置き換えて読み、理解できる』とありました。

 「自分の身に置き換える」というと、前回の授業で【吾十有五にして学に志す】を取り上げていました。「15歳で学問に志し、30歳、40歳…最後は70歳と、孔子の生涯にわたる学びへの姿勢を述べた一節です。

 それを皆さんの身に置き換えると、実は昨年度の卒業式から卒業生の述べる「答辞」を「立志の言葉」に変更しました。これは、それが学問であれ何であれ、15歳の春に何かしらの志(こころざし)を抱き、それを表明して板三中を巣立っていってほしいという願いが込められているのです。

                          校長 武田幸雄