７年２組・理科の授業の様子です。

　次回の授業で「白い粉末の区別」について実験を行います。本日は、その際に必要な基礎技能「ガスバーナーの使い方」の習得がめあてです。その実験に限らず、今後さまざまな実験で必要となる基礎技能の１つです。

　先生の解説や模範演示を受け、全員が確実に操作できるようにします。しかし、ガスバーナーを取り扱う以前に、多くの人がある「壁」に直面しました。それは「マッチがうまく擦れない」ということです。

　小学校の理科の実験でカセットコンロを使うようになり、ますますマッチに触れる機会がなくなりました。実際、何人かに尋ねたところ、マッチを擦るのは今回が初めてとのことでした。近い将来、多くの小中学生が童話『マッチ売りの少女』を理解できなくなる日がくるのでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄