９年２組・道徳の時間の様子です。

　９年生は９月後半に控えた修学旅行に向け、事前学習や班行動のコース決めを進めています。そんなこともあり【我が国の伝統と文化の尊重】をテーマとした教科書の読み物『昔と今を結ぶ糸』を使用した授業です。

　いい加減な気持ちで修学旅行のコース決めをしていた【孝】は、友達や先生の話を聞いて考え方を改めます。そして、インターネットで調べた新薬師寺の「十二神将像」の姿に、えも言われぬ感動を覚えるのでした。

　本日の朝礼講話（校長通信）で『仏つくって魂入れず』という言葉を紹介しました。元は「仏像を彫っても魂を込めなければ、ただの木や石と同じ」という意味です。十二神将像など後世に残る仏像も、作者の強い願いや祈りが込められていたからこそ魂も宿り、感動を与えるのでしょうね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄