校長日記

12月21日(金)本日の授業風景(1)

公開日
2023/12/22
更新日
2023/12/22

校長日記

 9年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。

 『三平方の定理の利用』の学習です。「三平方の定理」は【直角三角形の直角を挟む2辺の長さをa、b、斜辺の長さをcとすると、a²+b²=c² という関係が成り立つ】という定理です。

 「ピタゴラスの定理」とも呼ばれるこの定理を利用して、本日は「富士山が見える最も遠い場所」について考えます。小さな地球を円で描き、考えやすくするため円周上に富士山を大きめに描きました。そして、山頂から引いた直線と円の接点が、富士山の見える最も遠い場所となります。

 富士山の高さや地球の半径を基に、先の「三平方の定理」を利用して算出した数字は約219.5kmでした。富士山を中心にその半径で円を描くと福島県・福井県・三重県などが含まれ、さすがに日本一の山ですね。

                          校長 武田幸雄