本日、7・8学年の2学期末保護者会を開きました。
両学年とも、リモートによる全体挨拶・報告・連絡等の後、クラス懇談会を行いました。学年によっては、2学期の学校生活の様子を様々な動画で視聴していただきながら、懇談しているクラスもありました(写真)。
また、今回の保護者会は、初めて学校外からMeetでも参加できるようにいたしました。ただ、システムの不備により、私(校長)の挨拶で音声の入っていなかったクラスがあり、電話によるお問い合わせをいただきました。大変申し訳ございませんでした。
下の『おりたたみ記事』に挨拶文を載せておきますので、クリックしてご覧ください。なお、その挨拶の中でも申しておりますが、本校ではChromebookを生徒の学習支援だけでなく、生活支援にも有効活用したいと思っています。保護者会のMeet参加方式導入も、その一環です。
本日は各学年・クラスで2〜3名から5〜6名、多いクラスでは13名の保護者の方がMeetで参加されていました。夕方のお忙しい時間帯に、無理なくご参加いただける方法、つまり、これもまた広義の生活支援に繋がる方法として、今後も続けたいと思っております。
校長 武田幸雄
本日はご多用中のところ、保護者会にご出席いただきまことに有り難うございます。本校校長の武田でございます。
新型コロナウイルスの新規感染者数は一定程度沈静化しているものの、より感染力が強いと言われるオミクロン株に置き換わるとの指摘もございます。引き続き感染症対策に万全を期すためリモートでのご挨拶になりますことを、お詫び申し上げます。
一方でこの2学期は、昨年度は中止となった文化祭や8年生の移動教室等の大きな学校・学年行事を、なんとか実施することができました。これも保護者の皆様のご理解とご協力、そして、何より生徒たちの高い意識があったからと、感謝申し上げているところです。
さて、折に触れてお伝えしていますが、この2学期より1人1台端末、つまりChromebookが校内でも使用できるようになり、学校教育が大きく変わりました。
これも再三お伝えしているように、本校は板橋区の研究奨励校として、お子さんの学習・生活両面での有効活用について、研究・実践を重ねているところです。学習支援については、学校ホームページや校長通信等を通し、各教科での活用の様子をお伝えしています。
また、板橋区の中学生全員に1人1台ずつChromebookが貸与されていますが、それを使って毎日・毎時間・全てのクラスで授業を配信しているのは本校だけです。つまり、お子さんがコロナに限らず何らかの事情で学校を休んでも、家にいながら時間割と同じ授業を受けられるようにしています。
さらに生活支援については、夏休み後半に行った不登校予防・自殺予防のためのフォームによるアンケートがNHK報道番組で特集され、大きな反響を呼びました。同様のアンケートは冬休み中の1月4日にも発出しますので、お子さんに回答を促していただければ幸いです。
繰り返しますが、Chromebookは使うこと自体が目的ではありません。それを使うことで、お子さんの学力を向上させることはもちろん、お子さんの悩みや不安をキャッチしたり、生活改善の助けとしたりすることが目的です。Chromebookは、それらの目的を達成するための手段に過ぎません。
今後も教育効果を最大限に引き上げるための使用法、生徒一人一人にとって個別最適な使用法を研究してまいりますので、ご家庭のご協力も宜しくお願い申し上げます。
では、いよいよ冬休みを迎えます。本校では、休み中の学習のアドバイスは各教科で与えておりますが、例えば「書き初め」のように区全体の取り組みとして行わなければならないものを除き、原則として長期休業中の宿題は出しません。
ご家庭におかれましては、お子さんの自主性を育んでいただきますとともに、ご家族で過ごす時間を大切にしていただければと願っております。
また、寒さも一段と厳しくなり、冒頭申し上げましたようにコロナ感染も予断を許しません。どうか健康・安全を最優先に、この年末年始を過ごされますようお願い申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。
本日は、どうも有り難うございました。良い年をお迎えください。