人工芝の校庭4
- 公開日
- 2021/03/11
- 更新日
- 2021/03/18
できごと
暖かい気候の下、校庭の梅の花が咲き始めましたが、あっという間に散り始めてしまいました。三寒四温といわれるように、気温も寒暖差が激しくなっており、子どもたちが登校時に着てくる服装も、日毎に変化しています。
休み時間、人工芝の校庭で遊ぶ上板橋小学校の子どもたちの姿は、より自主的・主体的な姿になってきました。休み時間が始まるとすぐ、いくつかの場所で子どもたちが輪になり始め、それぞれの輪がだんだんと大きくなっていきます。ドッジボールのチーム分けや鬼ごっこの鬼決めをしたり、ルールの確認をしたりしている様子が伺えます。ドッジボールのチーム分けは、リーダー役の子が順番に自分のチームのメンバーを選んでいったり、「グッチーで分かれましょ。」ジャンケンをして分かれたりしています。どのようにチームを決めるのかも、子どもたちが自分たちで話し合いながら決定していきます。
以前は、子どもたちが遊びのルールを守りきれないことがありましたが、今ではルールを守ろうとする一人ひとりの意識の高まりを感じます。また、校庭での遊び集団全体としてもルールを遵守すべきだという空気感が生まれてきました。ちょっとした口論になりそうなときも、そうならないように相手の気持ちを汲み取りながら自分の感情を調整していく力が高まってきたように感じます。子どもたちは、ルールがあり、それをみんなが守るからこそ、みんなで楽しめるということに気付いてきているのだと思います。子どもたちが自主的・主体的により望ましい遊び空間をつくり出してきたことは、嬉しいことです。
心地よい秩序と調和のとれた上板橋小学校校庭の遊び空間を、これからも子どもたち自らがつくり出すことができるよう応援していきたいと思います。