2学期終業式 校長講話
- 公開日
- 2024/12/25
- 更新日
- 2024/12/25
できごと
校長先生は1月8日にみなさんが元気にここに集まってくれることを願っています。
病気やけが、そして事故に巻き込まれることなく三学期をスタートできることを祈っています。
北九州市で中学三年生が男の人に刺された事件が起きました。みなさんは、できるだけ大人の人と行動をしてください。お金をたくさん持って外に出ることや子どもだけでファミリーレストランやゲームセンター・カラオケに行くことは、トラブルや事故に巻き込まれることがあります。
気をつけてください。
今、5年生、6年生は、「当たり前のことを当たり前にやる。」を合言葉としています。特に12月は遅刻をしない、学校の帽子をかぶって登校することをめあてにしました。高学年の頑張る姿は、他の学年にも広がってきています。
とても素晴らしいことです。
今日、皆さんにお話したいことは2つです。
1つ目は、人と話すことです。
人は言葉で相手に自分の思いや気持ちを伝えることができます。そして相手の気持ちも言葉で受け取ることができます。残念なことに、手を出したり、足でけったりして気持ちを伝える人を見かけます。暴力は絶対にダメです。言葉で伝えましょう。
この冬休みは、上手に言葉で伝えられるようになるために、お家の人や親戚の人とたくさんお話をしてください。大人の人は多くの言葉を知っています。また、相手の気持ちを考えながらお話をすることもできます。だから大人の人と会話をしたり、大人どうしの話を聞いたりしましょう。
ユーチューブやゲームは、一方的に皆さんに言葉を伝えますが、言葉を受け取ってはくれません。皆さんとは話をしてくれないのです。言葉は人と人の間を行ったり来たりすることによって価値が生まれます。
だからこの冬休みはできるだけお家の人や親戚、そして近所の方とちょっとでもいいから、お話をして欲しいと思います。そうすると賢くなります。
2つ目はお手伝いをしましょうです。
人間の脳は他の人に役立った時に喜びを感じます。
自分がかけたその一言で相手が笑顔を見せてくれたとき、
友達を助けた時、
うれしくなりませんか。
お手伝いをすることで役に立つ経験をたくさんして欲しいです。
そうすると、働くことが当たり前のように自然とできるようになるのです。
この冬休みは、大人と話すことお手伝いをたくさんすることに挑戦をしていき
ましょう。