コロナ対策の授業〜音楽編〜
- 公開日
- 2020/11/17
- 更新日
- 2020/11/17
校長通信
学校の授業で、最も苦労しているのは「音楽」の授業です。
「三密を避ける」ことも苦労の一つですが、音楽は「歌う」ことも「リコーダーを吹く」ことも当初は禁止されておりましたし、現在も制限がかかっています。
いわば、タイヤのない自転車で上手に走りなさいと言われているのと同じで、そもそも音楽の授業をどのように行うのか、しかもそれが何か月も続くことを想定しなければなりません。
本校の音楽の金田先生は、次のように対応してきました。
1.映像教材を使った鑑賞の授業
2.打楽器系の楽器を使ったリズム中心の授業
3.曲に合わせて手拍子を打つなどの授業
4.児童が電子楽器を使う授業
5.作曲やリズム作りなどの創作活動
その他、様々なアイデアを駆使して授業を行っております。
さて、上の写真は鑑賞の授業を発展させたものです。
6年生は「組曲 惑星」という曲を鑑賞します。その中の「ジュピター(木星)」という曲は壮大なイメージで、まるで映画音楽のような曲です。
今回、その曲から自分のイメージを絵や文字で表現するという学習をしました。
単に音楽を耳で聴いて鑑賞するだけでなく、曲の構成に応じて場面を考え、自分のイメージを絵や文字といった別の表現手段に置き換える学習です。
音楽室の廊下に掲示されていますので、御来校の機会があれば、ぜひご覧ください。