令和2年度 3学期始業式
- 公開日
- 2021/01/05
- 更新日
- 2021/01/05
学校日記
お話をします。
2021年、新しい年を迎え新学期がスタートしました。ちょうど10日間のお休みでしたが、皆さんどのように過ごしたでしょうか?新型コロナウイルス感染症予防には引き続き気を緩めずに、いやむしろ感染拡大の中で、今まで以上のさらなる緊張感をもって取り組んでいかなければなりませんが、希望に満ちた新年のスタートです。みんなで助け合って、支え合って良い1年にしましょう。
さて、今日は詩人であり書家でもある、相田みつをさんの言葉を紹介します。
「幸せはいつも自分の心が決める」という言葉です。意味は、日々の生活の中で自分の周りの当たり前にある幸せにどれだけ気付けるかは、自分の心のありかた次第だということです。今日も一日をつつがなく迎えられる幸せ、朝ご飯がおいしいと感じる幸せ、おはようと挨拶を交わしてくれる人がいる幸せ・・・と自分の心次第で、実はたくさんの幸せに取り囲まれていると実感できるのです。
私で言えば、はすねっ子の皆さんが元気に登校してくる幸せ、明るい笑顔で校長先生と呼んでくれる幸せ、気持ちの良い挨拶が学校のいたるところで聞こえる幸せ、おいしい給食を食べられる幸せ・・・こうして改めてあげてみると本当にたくさんあるなあと思います。逆にどんな裕福な人でも、どんなにすてきな家に住んでいても、自分がまだ物足りないと満足しなければ幸せを感じることはできないのではないでしょうか。
私は先ほど敢えて、希望に満ちた新年のスタートですと言いました。新型コロナウイルス感染症はまだ終息が見えません。自由にいろいろなことができなくてつまらないとか、ストレスがたまるとか、不満を言っていても一日一日は過ぎていきます。しかし、コロナ禍で苦しい日々を過ごしながらも、明日を信じて前に進もうとする気持ちで過ごしても、やはり同じ一日一日は過ぎていきます。皆さんにはその強い気持ちがもうすでに芽生えてきているのです。今年は必ず良い年になる、必ず良い年にするぞと希望をもって、努力していきましょう。そうしたら、皆さんはもっともっと心の強い人になります。そして、自分の周りにある幸せを大切にしていきましょう。「幸せはいつも自分の心が決める」のですから。今年もはすねっ子の皆さんの活躍を大いに期待し、楽しみにしています。