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12月15日(水)本日の授業風景(3)

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 前の記事にあるように、本日の研究授業は「読み解く力」の視点も取り入れています。本校では日頃から実践していますが、この授業でもめあてやまとめを「共書き」で行いました(写真・上)。

 「共書き」とは、先生が読み上げながら黒板に書いた学習の要点やまとめなどを、同じペースでノートに書き取る取り組みです。文節の句切りや意味のまとまり、重要ポイント等を押さえる練習になります。

 また、実験前には放射線について知っていることやイメージを、電子版ホワイトボードJamboard(ジャムボード)に付箋で貼り付けました。そして、表現は異なっても内容が同じものを選別し、グループにまとめました。これも「読み解く力」の育成に資する活動です(写真・中)。

 また、実験で確認した放射線の軌跡はムーブノートで図示しましたが、同時に図がどういう状態を表しているのかを言葉で説明し、やはり先生に提出しました(写真・下)。このように非言語情報を言語に変換する活動も「読み解く力」(本校では『正しく書く力』)の育成に役立っています。

 さらに「読み解く力」を育成するためには、語彙力を高めることも大事です。そのため授業の最後にはMT(ミーニング・タイム)を設け、放射線の軌跡を言語で表す中で用いた【放射状】や【減衰】という言葉の意味もChromebookで調べ確認しました。

 本日の授業は、放射線の正しい知識(次回の授業でも取り上げます)の習得と「読み解く力」の育成に、Chromebookも有効に活用していました。今後も本校では、各教科の授業でこうした授業実践を展開してまいります。

                          校長 武田幸雄
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