10月13日(水)本日の授業風景(3)
8年3組・社会(歴史)の授業の様子です。
『世界が注目した日露戦争』の学習です。資料として教科書には、主な戦場や両軍の進路などの記された地図が載っています。それを見て、地図上のどの地点が要衝(勝敗を分ける重要地点)となるかをロシア皇帝の立場で考え、友達と意見交換しました。 個人的な話ですが、日露戦争を取り上げた『坂の上の雲』(司馬遼太郎)という小説が好きです。作者は、ヨーロッパにおける大国ロシアと戦争をした当時の日本人を【こっけいなほどに楽天的な連中】と評しています。 その上で、次のようにも述べています。【楽天家たちは、そのような時代人としての体質で、前をのみ見つめながらあるく。のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶(いちだ)の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。】 興味のある人は「読書の秋」のお供にどうぞ。 校長 武田幸雄 |
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