10月11日(月)本日の授業風景(3)
9年2組・道徳の時間の様子です。
授業の冒頭、先生から「ルールや規則は、絶対に守るべきか」等の質問がありました。【遵法精神・公徳心】をテーマにした授業です。教科書から『二通の手紙』という読み物を使用していました。 入園しめきり時間をわずかに過ぎて動物園を訪れた幼い姉弟に同情した入園係は、園の規則を破って特別に中に入れてあげます。しかし、その後閉園時間を過ぎても姉弟が戻らなかったため、ちょっとした騒ぎになります。 後日、入園係に姉弟の母親からお詫びとお礼の手紙が届きます。それを読んで心温まる入園係でしたが、上司から呼び出され別の手紙を渡されます。それは、園の規則を破ったことで、入園係を停職処分とする通告書でした。 「きまり・規則」は客観的で普遍的ですが「思いやり・優しさ」は主観的で情緒的です。その両者をあえて同じ土俵の上で葛藤させたことで、様々な意見が出ました。それらは、ムーブノートで全員が共有し、法やきまりの意義について考えを深めました。 校長 武田幸雄 |
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