11月18日(木)2学期期末考査・第2日目昨日の記事でもお伝えしたように、本校では教科書の内容をしっかり読み解き理解するRS(リーディング・スキル=読み解く力)の育成を図っています。それは、テスト問題も例外ではありません。 理科のテストでは、各学年で転載された教科書のページや一節を参考にしながら、思考・判断・表現力を問う問題が出されていました。特に7年生は、写真のように教科書そのものを持ち込んでのテストです。 テストも授業ですから、黒板には授業のめあてが書かれています。そこにも【教科書から適切に情報を読み取り解答できる】とありました。私も一部問題をいただき、生徒と同時並行で教科書を参照しながら解いてみました。 質量パーセント濃度(%)を求める問題も、公式は教科書に載っています。しかし、問題文が何を表しているのかを具体的にイメージしなければ、問題文中の数値を公式に当てはめることができませんでした。 また、基礎知識を問う穴埋め問題もありました。しかし、勉強していなければ、何の学習に関する問題なのかがわかりません。約70ページある試験範囲のどこを見れば良いかを前後の文脈から判断するとともに、語順や文の構成も変えてあるので内容をしっかり読み解く必要がありました。 校長 武田幸雄 |
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