9月17日(金)本日の授業風景(1)
8年1組・国語の授業の様子です。
古文『枕草子』(清少納言)の学習です。有名な【春はあけぼの】で始まる第一段を取り上げていました。ご存じのとおり【春は… 夏は… 秋は… 冬は…】と、四季折々の興趣ある時間帯と対象物を取り上げています。 授業でも本文を読み進めながら、それらを季節ごとに整理しまとめていました。私たちも今まさに秋を迎えていますが、その秋は【夕暮れ】の時間帯のカラスや雁(かり)といった鳥も挙げられていましたね。 ただし、同じ鳥でもカラスの飛ぶ様子は【あは(わ)れなり】だったのに対し、雁の様子は【をかし】でしたね。いずれも興趣ある光景として取り上げているのに、なぜ【あはれ】と【をかし】を使い分けたのでしょうか? 清少納言になったつもりでそんなことを考えてみるのも、面白いですね。 校長 武田幸雄 |
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