2年生「ドッジボール」研究授業
- 公開日
- 2024/01/19
- 更新日
- 2024/01/19
道徳教育研究部
第3回道徳部研究授業では、「ドッジボール」(公正、公平、社会正義)を行いました。導入では、教材と同じドッジボールの場面を児童に提示することで、児童の学習意欲を高めるとともに、教材を自分事として考えることができるようにしていました。
展開では、登場人物の顔と名前が分かる資料を黒板に貼ったり、ドッジボールの試合経過を電子黒板で提示したりと、教材の内容が視覚的に分かりやすくなっていました。さまざまな場面で、担任の先生が、今回ねらいとする価値項目をしっかりと意識して授業を行っている様子が見られました。例えば、児童の発言に的確に問い返しを行ったり、自己の振り返りの時間では、困っている児童を支援したりしていました。
今回の価値項目である「公正、公平、社会正義」は、新たに低学年に設定された項目です。事前検討でも、「親切、思いやり」に価値が流れてしまわないかという心配の声は上がっていました。ですが、今回の授業では、「だれとでも同じように接することの大切さを考えて、振り返ろう」とめあてを設定し、担任の先生がしっかりと児童をゴールまで導いていたと思います。