学校日記

9年国語

公開日
2021/06/29
更新日
2021/06/29

できごと

 「希望」(大石芳野氏著)
 この作品は「随想」というジャンルに当たります。「随想」という言葉はあまり耳慣れませんが、「随筆」よりも筆者の想いが表されているという特徴があり、自然に、また折に触れて心に浮かぶ想いを文章にしたものです。
 今日は物語の全体像をつかむというめあてで学習を進めました。形式段落に分けると、一人1段落ずつ音読を進めました。一読しての感想をワークシートに書き留め、隣の人とお互いの書いたものを見せ合いました。自分と異なる考えに触れるときに新たな発見があります。その後、黙読して、全体を3つの場面に分ける活動を行いました。
 授業の中で、先生からは、ナチスにより強制収容所に入れられた体験に関連してヴィクトール・E・フランクル氏の「夜と霧」という作品の紹介もありました。
 これから学習を進めながら、筆者の見方や思いを捉え、「希望」について自分の考えをもてるようにしていきましょう。