教育実習研究授業
- 公開日
- 2021/06/15
- 更新日
- 2021/06/15
できごと
6月15日(火曜日)6校時、7年4組音楽の授業です。教育実習も3週目に入り最終週です。本日は大学から先生をお呼びして研究授業を行いました。
歌専攻の実習生にとって、緊急事態宣言中の歌唱禁止下での授業づくりは大変な経験だったのではないでしょうか。しかし、教員としての資質が随所に見られる実習だったと思います。
誰もが中学校の授業で学習した「夏の思い出」を「曲想や歌詞を理解して日本語を生かす表現を工夫する」という目標のもとで授業を進めてきました。
実際に声に出すのは宣言解除後になりますが、今日学習した、母音と子音の関係、鼻濁音、抑揚などを考え、どのように表現したいかについて発表しました。生徒からは、「記号で強弱をつけ、歌詞の表現に気を付けて歌う」などの意見が出ました。実習生側からは、自身が録画して準備してくれた「夏の思い出」が流され、その表現力に生徒はみな聴き入りました。
また、「日本を訪れた方に日本歌曲の魅力は何か聞かれたらどう答えるか」という問いについては、「情景や風景が想像できること」「日本のいいところがたくさん書いてあるところ」などと意見がでました。
最後に、生徒一人ひとりが声に出さない最大の表現力で「黙唱」する「夏の思い出」で授業は終わりました。