9年音楽
- 公開日
- 2021/05/28
- 更新日
- 2021/05/28
できごと
5月28日(金曜日)9年1組の音楽の授業です。能の美学を学びました。
今日の学習のめあては、「謡と囃子を体験しよう」」です。
前時に、能のビデオを観てワークシートに「能『羽衣』は歌舞伎と比べて何が同じで何が違うか」を考え記入しました。今日はよく書けていた生徒のワークシートを書画カメラで写してスクリーンでみんなで共有しました。
「かけ声が多い、前には一人ずつ出てくる、舞台が小さく幕がない、テンポが遅い、三味線が入っていない」などの相違点と、「音楽、舞踏、演技の総合芸術である点は同じ」などが上げられました。「もともと屋外でやっていたものではないか」という意見もありました。
後半は、ビデオを観ながら謡、能管、大鼓、小鼓、太鼓を体験することとなりました。楽器はありませんので、自分の腕や手を楽器に見立ててお手本をまねしました。最後に、自分のいちばん気に入った楽器等を選んで、「合奏」となりました。また、代表生徒が能面を付け、教室内を練り歩きました。
授業の最後に、能の美学は、「秘すれば花なり」(世阿弥元清)であると先生からお話がありました。