来年度入学予定の6年生の保護者を対象として入学説明会を開催しました。本日ご欠席のご家庭は、配布書類がありますので、高島第二中学校(03-3936-1591)へご連絡のうえ、受け取りにいらしてください。なお、3月1日提出締切の書類がありますので、2月中にご来校くださいますようお願いいたします。
(校長挨拶は下の折りたたみ記事をクリックしてご覧ください。)
(抜粋で掲載します。)
本校は、これからの変化の激しい時代に必要な資質や能力・スキルを育むための教育活動をめざし、地域と連携した教育活動の実践を図っています。
保護者の皆様が中学生だった頃と比べると、時代が変化するスピードはとても早くなっていると感じます。皆様のお子様が社会の中核で働いているであろう20年先を予測するのは至難の業かもしれません。しかし、そんな時代に必要となると考えられる力が、本校の教育目標にはまとめられています。
本校の教育目標は、昨年度の創立50周年を機に、
「持続可能な社会の創り手となる人間の育成をめざす」
・自ら考え判断し 主体的に行動する
・社会の一員として自覚し すすんで貢献する
・自他を尊重し 多様性を理解する
・よりよい社会をめざし 新たな考えを創造する
◆校訓「自立・創造」
に変更しました。
「主体的に行動する」
中学生になると大きく変わるのは自我が芽生えることです。保護者の方や学校の先生から言われた通り行動していたものが、自分で考えて行動するようになります。まだまだその判断は未熟ですから、大人の助言が必要ですが、中学校では、9年生を卒業するまでには、自分で課題を見つけ、それを解決するための方法を考えて行動できるように育てていきたいと考えています。
「すすんで貢献する」
本校ではすすんで社会に貢献する体験としてボランティア活動を奨励しています。保護者OBの方が中心となって25年間続いている高島平地区小地域ネットワークの方のご指導で、ボランティア同好会が活動しています。これは学校の教員が指導する部活動のようなものですが、教員は関わっておらず、地域の方が携わってくださいます。毎週土曜日に学校周りのゴミ拾いや花の世話をしたり、区のわんぱく相撲での小学生のお世話や、地域の高島平舞まつりの運営などにも参加しています。地域の小学校、幼稚園、保育園でもボランティアをできる機会を設けています。高二小や高島幼稚園での運動会のお手伝いや、高二小の夏の補充教室のリトルティーチャー、つぼみ保育園での保育ボランティアなどです。また、生徒会では生徒会役員だけでなく、役員の呼びかけで生徒会サポーターを募集し、志願して参加を希望する生徒が役員を助けながら活動しています。また、地域児童館でのボランティアに参加している生徒なども見られます。
「多様性を理解する」
中学校では交友範囲が広がります。友達もそうですし、先生も教科担任制で多くの先生と接します。そこには他者理解、多様性の尊重が大切になってきます。様々な特性をもった仲間や外国にルーツをもち文化背景の異なる仲間を理解し、尊重することは、裏を返せば自分を見直し、自己を尊重することに繋がります。そこから得られるものは自己肯定感であり、それは、一人の人間としての自立につながる大切な要素です。
「新たな考えを創造する」
時代がどんどん変わっていくということは、これまでの「こうあるべき」に固執しないことが大切です。日常生活についての思いや考えを生徒から引き出して話し合い、生徒の考えを教育活動に反映させていきたいと思います。この冬には、生徒に服装等に関わる校則を考えさせ、大幅に緩和することになりました。この「創造」の精神は未来に必要な力として大切にしていきたいと思います。
日頃の生徒の様子は学校ホームページの「学校日記」で毎日紹介しています。新入生への連絡にも使いますので、定期的にご覧いただけますようお願いいたします。