9年道徳(本とペンで世界を変えよう)
- 公開日
- 2023/12/14
- 更新日
- 2023/12/14
できごと
マララ・ユスフザイさんの演説を扱った教材です。
「マララさんをここまで突き動かすもの」として、生徒からは、「みんなが平等に教育を受けられるようにしたいという気持ち」「自分の周りにいる女性や将来生まれてくる女性が自分と同じ扱いをうけてほしくないという気持ち」「自分も含め、学校に行きたい人の気持ちを知っているから」「貧困をなくしたいという思い」などが挙がりました。
「世界平和の第一歩には、どのようなことが考えられるだろうか」という問いかけには、「考え方が違う人に対して責めたりせずに理解し合うこと」「世界の貧困や教育格差の現状を知ること」「教育を受けさせるために貧富の差を作らないこと」「独断や偏見をなくしていろいろな意見を取り入れること」「何が世界を平和にできていないか考えること」「身の回りの差別からなくしていくこと」「人の気持ちをしっかりと考えること」「誰もが自分のために声を上げられる世界を作ること」などが挙がりました。
授業では、実際の国連での英語のスピーチ映像も見ることで、「一人の子ども,一人の教師,一冊の本,そして一本のペンが世界を変えられる」という言葉に込められているマララさんの教育への思いをしっかりと感じることができました。
面接練習では「社会の出来事について関心あるものありますか」と聞くようにしています。自分が選んだトピックについて自分はどうしているのか、自分はどうすべきと考えているのか。「マララはすごい」だけでなく、自分ごととして考え、「自分は・・・」という意見をもてることが大切だと感じました
(写真と取り上げたコメントは9年4組の授業のものです。)