学校日記

2学期始業式

公開日
2023/09/01
更新日
2023/09/01

できごと

 2学期がスタートしました。生徒たちは予定時刻前に体育館に整然と整列しました。校歌斉唱では練習してきたかのように大きな歌声が聞かれました。素晴らしいスタートです。

【校長講話(抜粋)】
 1学期の終業式の話では、少し頭は休めて、考えなくてもできるルーティンの挨拶を心がけようということ、便利で複雑な世の中を体験しようということ、各学年のめざす生徒像に近づこうということを話しました。どれか一つでも実践することができたでしょうか。
 夏休み後半はハンガリーのブダペストで世界陸上が行われていました。女子の10000メートルでオランダのシハン・ハッサンという選手が話題になりました。競り合いの中、ハッサン選手がゴール目前で転倒してしまい、後ろから来たエチオピア人選手たちがメダルをとることになりました。この不運に見舞われたハッサン選手はレース後のインタビューでこんなことを言っています。「望む、望まないにかかわらず、物事は起きるときには起きるものです。これで世界が終わるわけじゃないし、人生はいつも山あり谷あり、だから人生は美しいんです。いつも暗闇のあとには明るい朝が来ますから。」と述べていました。周りからすればかなり落胆するような出来事をこんなふうに考えられるなんて、とても素晴らしいメッセージだなと思いました。
 さて、今日は9月1日です。今年の9月1日は関東大震災が1923年に起きてちょうど100年目になります。東日本大震災を経験している皆さんも、阪神淡路大震災や関東大震災については全く知らないという人も多いでしょう。関東大震災では10万5000人の死者・行方不明者を出したと言われています。東日本大震災が2万人弱、阪神淡路大震災が7000人弱なのでどれだけ大変な災害だったか想像するのも難しいかと思います。今日は防災に関するサイトを一つ紹介します。クラスルームでこのサイトのURLを掲載してありますので、自分で時間をとって見てみてください。
 それでは改めて2学期のスタート、また来週から有意義な学校生活を送っていきましょう。

【生徒代表のことば(7年生)】
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