1学期終業式(オンライン)
- 公開日
- 2023/07/20
- 更新日
- 2023/07/20
できごと
1学期の終業式を行いました。欠席者や家族の体調不良者の報告もあったことから、感染症に配慮してオンラインでの配信による式としました。
【校長講話】
令和5年度1学期、生徒の皆さんの頑張りをいろいろな場面で見ることができたと感じています。
まず、生徒会を中心とした委員会活動です。7月に実施した球技大会は全校が盛り上がりました。多くの生徒が運営に関わってくれました。他にも保健委員会の行った熱中症予防クイズなどもありました。今までにないことを発案し、ゼロから一をつくりだす、まさに校訓の「創造」の視点での活動だったと思います。
部活動では、陸上部、ソフトテニス部が地区大会で好成績をあげ、都大会に行きます。体操部も今週末に関東大会をめざして都大会に挑みます。吹奏楽部は先日の二丁目夏祭りで地域に演奏を披露してくれました。8月8日には都の吹奏楽コンクールが控えています。
ボランティア活動は、ボランティア同好会の有志が毎週土曜日に学校周辺のゴミ拾いをしてくれました。高二小の運動会ボランティアや高二中の植栽ボランティアや児童館のボランティアなどにも多くの生徒が参加し、教育目標の2つ目「すすんで貢献する」を実践してくれました。
教育目標4つ目の「多様性を理解する」の視点で見ると、今学期は多くの外国にルーツもつ仲間が転入して来ました。言葉の壁もあり、お互いにまだ慣れていない部分もあるように見受けます。これから休みに入り、会う機会が減るとは思いますが、街で会ったときは声をかけあってください。
いよいよ明日から夏休みです。コロナ禍で「夏休みの過ごし方」を忘れてしまった気がします。プールや海水浴、花火大会、お祭りなど、いろいろな楽しみ方がありました。今年はいたばし花火大会も開催予定です。引き続きコロナ感染防止をしながら、ぜひ普段できないことにチャレンジして過ごしてください。昨日配付した学校だよりでは3つのことを提案しました。
(1)思考停止とあいさつの勧め
脳は常に情報処理を続けています。次に何をすべきか考えたり、今やっていることはどんな意味があるのか、言われたことが良いことなのか悪いのか判断したり、日々、酷使した脳は疲れがたまっているかもしれません。前頭葉が疲れると想像力が低下すると言われています。そこで、脳が思考停止していてもできる日常の「挨拶」をすることをお勧めします。「おはよう」「いただきます」「ごちそうさま」「いってきます」「ただいま」「おかえり」「おやすみ」「はい」「ありがとう」等のルーティン表現を家庭生活での行動のアクセントに使ってみてください。疲れた脳をリセットする働きがあると思います。
(2)便利で複雑な世の中を体験してみよう
今の世の中はとても便利であると同時に複雑な面も持ち合わせています。夏は学校外で様々な体験ができる機会ですので、その便利で複雑な世の中を体験してみてください。
飲食チェーン店のタッチパネルで食事を注文するために何度もパネルをタッチしたり、スーパーやコンビニのセルフレジで、自分で商品をスキャンして支払いまで完了させたり、学校の中では体験できない社会を肌で感じてきてください。
(3)各学年の「めざす生徒像」に近づこう
7月は非常に多くのアンケートをやってもらいました。学校から出した「生徒学校生活アンケート」で回答してもらった「本校のめざす生徒像」はどの学年も85%以上生徒が肯定的な回答でした。9年生は「自分を見つめ、自分にできることを増やそうとしている」、8年生は「目的をもって活動し、多様な経験を積もうとしている」、7年生は「自分をさらけ出し、周りの仲間を理解しようとしている」です。それぞれ夏休みの目標に向けて、引き続き「めざす生徒像」を追求していってください。
それでは、また9月1日に会いましょう。
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