学校日記

8年キャリア講座その2(美術監督)

公開日
2023/06/12
更新日
2023/06/12

できごと

 2人目の講師、アニメーション美術監督をされている日野さんは、アニメーションの背景画を中心に担当されているとのことでした。アニメーションの仕事は細分化されていて、話を聞くことで初めて分かることも多くありました。前半は実際に作られた作品をスライドで紹介していただきました。名前のよく知られた作品もありました。
【日野さんの講演のあらすじ】
・「大人数で作る」仕事のため、「絵がうまい」に加えて「絵を合わせること」ができることが必要になってきます。
・「映画監督の求めに応えていく仕事」で、「作品にとって何が大事か考えること」プラス「自分の持ち味を加味していくところ」が腕の見せどころ。「職人半分、アーティスト半分のクリエイティブな仕事」と表現されていました。
・「やりがい」・・・「作品の立ち上げに初期から関われること」「自分が思っていたことと違う要求が来たとき、その要求に応えつつ自分の持ち味を出せたとき、思ってもみなかった新しいチャレンジができたと感じる」「作品を見た人の心の元気のもとになれること」
・「大切なこと」・・・「うまさや丁寧さやスケジュールを守ることなど、総合的なバランスも大事、とてもうまくてもスケジュールを守れないと一緒に仕事はできない。」