4月全校朝礼
- 公開日
- 2023/04/17
- 更新日
- 2023/04/17
できごと
【校長講話(抜粋)】
入学式から10日経ちました。始業式と入学式では、今年度めざしていってほしいことをそれぞれで話しました。共通することは高二中の良さを語れる生徒になってほしいということです。受け身の姿勢ではこのことは達成できません。自分からすすんで関わって行く中で、学校の良さも実感します。ここであらためて各学年のめざす生徒像を確認します。
・9年生「自分を見つめ、自分にできることを増やす生徒」です。自立は自己理解から始まります。
・8年生「目的をもって活動し、多様な経験を積む生徒」です。活動により成長することを期待しています。
・7年生のめざす生徒像は、「自分をさらけ出し、周りの仲間を理解する生徒」です。違う小学校から来た人とお互いに理解し合って新しいクラスや学年をつくるために、まずは勇気をもって自分をさらけだしてみてください。
昨年度、高島二中は創立50周年を「進み続けよう 高二中!」というスローガンでお祝いしました。高二中50歳のお祝いの年は終わりましたが、「進み続けよう!」というフレーズは、高二中が51歳になっても、52歳になっても、このスローガンが皆さんの心の中に残ってほしいなと思います。
今日は、本校の教育目標の3つ目にある「自他を尊重し 多様性を理解する」の「多様性」について話します。
まず最初の「自他を尊重する」というのは、「自分を大切にしましょう、それと等しく他の人も大切にしましょう」ということです。続く「多様性」とは、「ある集団の中に異なる特徴や特性をもつ人がともに存在すること」を指しています。異なる特徴・特性とは、例えば、人種や国籍、性別、年齢、障がいの有無、宗教、性的指向、価値観などです。
日本人であろうと外国にルーツがある人であろうと、男であろうと女であろうと、あの人は身体に障がいがあるからとか、知的な障がい、発達の障がいがあるからとか、◯◯教の信者だからとか、LGBTQであるとか、考え方や感じ方が違うとか、さまざまな点で自分とは異なる人がいて、そのどこに属していても差別されることなく尊重されるべきだと考えられるようになってほしいという目標です。
高二中は幸運にも外国籍の仲間がいます、男女も混合名簿になりました、ステップアップ教室もあります。クラスの中にもいろいろな考えや感じ方の人がいます。先生方もいろいろな個性や特性をもった方がいます。そういう多様な人たちと関わりながらこの1年間を送って、自分を成長させていってください。
【高島平警察署生活安全課少年係より】
SNSのなりすましの被害があったということで、高島平警察の少年係長に注意喚起のためのお話をしていただきました。いたずらのつもりや軽い気持ちでやったことが犯罪となること、高二中生が犯罪に手を染めることのないようにと話をしていただきました。生徒は真剣な表情で話を聞きました。