学校日記

令和5年度第1学期始業式(1)

公開日
2023/04/06
更新日
2023/04/06

できごと

 令和5年着任式・始業式がありました。

【学校長の話(抜粋)】
・いちばん大事なもの「命」と仲間を大切に。交通事故等にも気を付けてください。
・新学期、最初の3日間がんばろう。長い休みの後は誰でも行きたくないないという気分になるものです。
・4月6日、校歌がんばって歌ってください。今日の校歌はすばらしかった。
 これは、修了式の日に、この4月に異動された生活指導主任の先生からの話です。高二中は昨年度50歳の誕生日を迎え、今の私たちは、1万人を超える卒業生とこれまでお勤めいただいたたくさんの先生方が作ってきた歴史の中で学校生活を送っています。ぜひ、このメッセージも引き継いでいってください。

 新年度にから、マスクは必ず付けなさいというのがなくなりました。新鮮な新年度の始まりにあたって、それぞれの学年の「めざす生徒像」についてと、校訓の「自立 創造」に関連して今年度めざしてほしいことをお話しします。

「めざす生徒像」
◎9年生:「自分をみつめ、自分にできることを増やす生徒」
 進路を決める年、自分の得意をしっかり理解し、自分の才能を伸ばしてください。それは選択できる進路を増やすことにつながります。
◎8年生:「目的をもって活動し、多様な経験を積む生徒」
 8年生は他の学年と違って宿泊行事での体験はありません。しかし、後半9年生が受験で忙しくなると、8年生が学校の中心的な存在になります。いちばん人数の少ない学年ですが、その分一人ひとりが自分で考え、積極的にいろいろなことに取り組んでください。

「校訓」
◎「創造」:今年は、生徒の皆さんが「自分たちの学校を自分たちで創る」という意識をもってもらいたいと思っています。先輩たちにならって、学校を創る中心の生徒会役員の人たちにやる気があるのがとても良いと思っています。昨年度、学校をより良く変えようといろいろ取り組んでくれました。意見箱に寄せられた意見をどうしていくか、これからも検討を進めてくれると思います。しかし、役員に任せて良いということではありません。全生徒の知恵が必要です。人任せにすることなく、ぜひみんなで主体的に関わっていってください。そして、自分たちが創ってきた高二中の良さを「高二中は○○な学校だ」「高二中は○○する学校だ」などと、語れるようになってください。
◎「自立」:「自立」というのは保護者や先生に守られてきたこれまでの状態から、自分でできることを増やして行くことです。しかし、なんでもひとりでしなければいけないということではありません。頼るべきところは頼ってもいいのです。困った時に助けを求める力を付けることも自立の一部です。つまり、真の自立とは、依存先を増やすことでもあるのです。変化の激しい今の時代は、安心安全な場所や人をうまく活用していき、そして時には自分が誰かの安心安全になれるようにしてくれたら嬉しいです。

 今年度も進み続けましょう 高二中!

(写真は左から式開始前の様子、整列し直した生徒たち、クラス発表のプリントを見る生徒の様子です。)