9年社会
- 公開日
- 2023/01/14
- 更新日
- 2023/01/14
できごと
労働者をめぐる環境には様々な課題があります。非正規雇用の立場、女性の働き方、長時間労働(過労死)、ワーク・ライフ・バランス、失業。誰もが幸せにはたらくために私たちにできることは何か、社会科の授業で2時間をかけて学習し考えたことを発表しました。
【発表より(抜粋)】
「国ができること、やるべきこと、考えるべきこと」
生活保護が受給できる収入額を見直す、国が労働者の人権を守るようにする、解雇できる人数を制限する、労働環境調査をする、非正規雇用の最低賃金を上げる、失業者の補償をする、次の仕事に就けるようサポートする
「企業ができること、やるべきこと、考えるべきこと」
雇用人数を引き上げる、中途採用を増やす、収入の少ない人に副業を許す、安心して働ける仕組みを作る、アンケートや意見箱で社員の声が伝わるようにする、正規社員を希望する人は正規雇用されるようにする、労働者目線になる、仕事に見合った給料を払う、働かせすぎない、セクハラ・パワハラをなくす、子どもをもつ社員が働きやすいようにする、企業内保育所をつくる、24時間営業をなくす、外国人労働者を入れる
「個人ができること、やるべきこと、考えるべきこと」
ブラックになったら団体交渉権を行使する、自分にあった会社に入る、自分の体を大事にして休むときは休む、国や企業に改善を提案する、一度にたくさんの仕事を受けない、家庭では仕事のことを考えずに休む
公立学校は企業ではありませんが、労働者という点では高二中で働く教職員にも当てはまる部分があると感じました。9年生の真剣な議論をしっかり受け止めたいと思います。
(写真は2校時の9年3組の様子です。)