学校日記

8年道徳

公開日
2022/12/08
更新日
2022/12/08

できごと

「樹齢七千年の杉」という教材で学習しました。

 屋久島にある「屋久杉」の話です。樹齢7000年の杉が存在しているということを初めて聞いたときどう思いますか?多くの人は「びっくりした」「すごい」などと思うのではないでしょうか。生徒に感想を聞いても同じでした。
 実際に屋久島に行って、「7000年間、命が続いている」様子を目の当たりにしたら、ただびっくりしただけや、驚いた、素晴らしいという日常的な言葉だけで表現仕切れるでしょうか。
 自然の美しさや偉大さに接したときに、生徒たちはどんな思いになるか、その場に立ち会って実際に声を聞いてみたい気もします。
 今日は、映像でその自然を見るだけでしたが、生徒の書いたノートを見ると、「言葉が出ない」「感動」「自分がちっぽけに見える」などそれぞれの思いが記されていました。「自分がちっぽけに見える」というのは物理的な大きさのことではなく、人間の力を超えたものに対する畏敬の念と言えるのではないかと思いました。高島平団地での生活だけでは、このような自然と関わることは少ないので、経験のある大人が伝えていくことも必要なのではないでしょうか。
(写真は8年2組の様子です。)