学校日記

給食委員会より(食品ロスについて)

公開日
2022/06/20
更新日
2022/06/20

できごと

 前回はプラスチックごみ削減の方法をお話ししました。今日は食品ロスについてお話しします。
 食品ロスとは、まだ食べることができるのに捨てられている食品のことを言います。
 具体的に、どのようなものが食品ロスと呼ばれるのか、一例を紹介します。まずは、節分の日に販売される「恵方巻き」です。節分の日が終わり、売れ残った大量の恵方巻きが廃棄されることが、問題となっていました。次に、ファミレスでの大量注文です。YouTubeで、ファミレスのメニューを全て注文した後、食べ散らかして大量に残す、という動画の内容が問題となり、ニュースで取り上げられました。インスタにのせるためにタピオカドリンクを購入して飲まずにたくさん捨てられていることもあります。これらが、いわゆる「食品ロス」です。
 日本がムダにしている食べ物の量は、年間で612万トンにも上ります。
 世界では今も約6.9億人が飢餓で苦しんでいます。世界が途上国に援助している食べ物の量が420万トンに対して、612万トンも日本は食べられるものを捨てているのです。
 では高二中の食品ロスはどのくらいでしょうか?(1)12890;kg (2)150kg (3)300kg (4)500kg
 正解は(3)の300kgです。
 食べられず捨てられた300kgを給食一食分の重さで割ると、だいたい430食分になります。高二中は一日に330食作られているので、給食一回分以上が捨てられていることになります。
 みんな、食べないのだから給食を作る量を減らせばいいのでは?と思うかもしれませんが、給食はみなさんに必要な栄養素などを満たすように計算して献立が考えられています。残さずきちんと食べることが大前提です。
 自分たちでできることは何でしょうか??明日に続きます。